等式 $ax + (2a-1)y - 5a + 3 = 0$ が、$a$ のどのような値に対しても成り立つように、$x$ と $y$ の値を定める。

代数学連立方程式恒等式一次方程式
2025/7/6

1. 問題の内容

等式 ax+(2a1)y5a+3=0ax + (2a-1)y - 5a + 3 = 0 が、aa のどのような値に対しても成り立つように、xxyy の値を定める。

2. 解き方の手順

aa についての恒等式として考える。すなわち、aa の係数と定数項がともに0になるように xxyy を定める。
まず、与えられた式を aa について整理する。
ax+(2a1)y5a+3=0ax + (2a-1)y - 5a + 3 = 0
ax+2ayy5a+3=0ax + 2ay - y - 5a + 3 = 0
(x+2y5)a+(y+3)=0(x + 2y - 5)a + (-y + 3) = 0
この式が aa のどのような値に対しても成り立つためには、aa の係数と定数項がともに0でなければならない。
したがって、次の連立方程式を得る。
x+2y5=0x + 2y - 5 = 0
y+3=0-y + 3 = 0
第2式より、
y=3y = 3
これを第1式に代入すると、
x+2(3)5=0x + 2(3) - 5 = 0
x+65=0x + 6 - 5 = 0
x+1=0x + 1 = 0
x=1x = -1

3. 最終的な答え

x=1x = -1, y=3y = 3

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