1から5までの数字が書かれた5枚のカードから2枚を取り出して並べ、2桁の整数を作る。このとき、作られた2桁の整数が3の倍数でない確率を求める。

確率論・統計学確率場合の数整数倍数
2025/7/6

1. 問題の内容

1から5までの数字が書かれた5枚のカードから2枚を取り出して並べ、2桁の整数を作る。このとき、作られた2桁の整数が3の倍数でない確率を求める。

2. 解き方の手順

まず、起こりうるすべての2桁の整数の組み合わせを考えます。
1枚目のカードの選び方は5通り、2枚目のカードの選び方は4通りなので、全部で 5×4=205 \times 4 = 20通りの整数ができます。
次に、3の倍数になる2桁の整数を数えます。
2桁の整数が3の倍数になるのは、各位の数の和が3の倍数になる場合です。
カードの数字は1, 2, 3, 4, 5なので、組み合わせを考えます。
* 12, 21
* 15, 51
* 24, 42
* 33 (これはありえない)
* 45, 54
したがって、3の倍数となる2桁の整数は、12, 15, 21, 24, 42, 45, 51, 54 の8個です。
3の倍数でない2桁の整数は、全体の数から3の倍数の数を引けばよいので、208=1220 - 8 = 12 個です。
したがって、2桁の整数が3の倍数でない確率は 1220=35\frac{12}{20} = \frac{3}{5} となります。

3. 最終的な答え

35\frac{3}{5}

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