(1)
Aチームが4勝1敗で優勝するためには、5試合目にAチームが勝利し、かつ最初の4試合でAチームが3勝1敗である必要があります。
最初の4試合でAチームが3勝1敗となる確率は、二項分布を用いて計算できます。
4試合中3回Aチームが勝利する確率は
4C3(53)3(52)1=4⋅12527⋅52=625216 5試合目にAチームが勝利する確率は53なので、求める確率は 625216⋅53=3125648 (2)
4試合終了時点で、Aチームは1勝3敗です。
残り試合数の期待値を求めるために、以下のパターンを考えます。
* Aが残り3勝する場合:
Aが3連勝で優勝する場合:(53)3=12527 (残り3試合) Aが3勝1敗で優勝する場合: 4C1(53)3(52)=4⋅12527⋅52=625216 (残り4試合) Aが3勝2敗で優勝する場合: 5C2(53)3(52)2=10⋅12527⋅254=31251080 (残り5試合) * Bが残り1勝する場合:
Bが1勝で優勝する場合:52 (残り1試合) Bが2勝1敗で優勝する場合:3C1(52)1(53)2=3⋅52⋅259=12554 (残り2試合) Bが3勝2敗で優勝する場合:5C2(52)1(53)4=10⋅52⋅62581=31251620 (残り3試合) Aが先に3勝する場合、Bが先に4勝する場合を考えます。
Aが3勝するためには最大5試合必要で、Bが1勝するためには最大3試合必要です。
* Aが3連勝する場合、残り試合数は3。確率: (53)3=12527=3125675 * Bが1勝する場合、残り試合数は1。確率: 52=3125625 * Aが3勝1敗で優勝する場合、残り試合数は4。確率は、Aが4試合目に勝つ場合のみなので、52⋅(53)3=62554=3125270 * Bが2勝1敗で優勝する場合、残り試合数は2。確率は、Aが3試合目に勝つ場合のみなので、53⋅(52)1=2512=31251500 * Aが3勝2敗で優勝する場合、残り試合数は5。
* Bが3勝2敗で優勝する場合、残り試合数は3。
計算が複雑になるので、別のアプローチを試みます。
Aが3勝0敗で優勝する確率は(53)3 であり、このときの残り試合数は3。 Bが1勝0敗で優勝する確率は52であり、このときの残り試合数は1。 Aが2勝0敗、Bが0勝でAが勝利する場合の数:(03) Aが2勝1敗、Bが1勝でAが勝利する場合の数:(14) Aが2勝2敗、Bが2勝でAが勝利する場合の数:(25) Aが先に優勝する場合の期待値
E(A)=3⋅(53)3+4⋅3⋅(53)3(52)+5⋅6⋅(53)3(52)2=1−((52)3)3(53)3 Bが先に優勝する場合の期待値
E(B)=1⋅(52)+2⋅1⋅(52)1(53)2+3⋅3⋅(52)1(53)4=1−((53)3)1(52)1 残り試合数の期待値
E=(53)3⋅3+3⋅(53)2⋅52⋅4+3⋅(53)1⋅(52)2⋅5=(27/125)∗3+(54/125)∗4+(36/125)∗5=2.88+10.8=2.88 P(Aは3勝するまで)=2.88 試合数に関して、
Aチームの勝利数をx、Bチームの勝利数をyとする。
Aチームが優勝する条件はx = 3
Bチームが優勝する条件はy = 1
(1) Bが1勝する : 1∗(52)=0.4 (2) Aが3勝する : 3∗(53)3=3∗0.216=0.648 (3) Aが2勝、Bが1勝でAが優勝 4∗(11)∗(53)2∗(52)∗53 (4) Aが2勝、Bが1勝でBが優勝 4∗(11)∗(53)2∗(52)∗52 計算間違いをしている可能性があるので、より簡単な方法を探します。
4試合終了時点でAが1勝3敗なので、最大でも後5試合で勝負が決まります。
5試合で決まるパターンを全て書き出します。