ある入学試験において、受験者全体の25%が合格者であり、合格者の平均点は合格最低点より8点高い。不合格者の平均点は合格最低点より12点低い。受験者全体の平均点は58点である。合格最低点を求めよ。

応用数学方程式平均割合計算
2025/7/6

1. 問題の内容

ある入学試験において、受験者全体の25%が合格者であり、合格者の平均点は合格最低点より8点高い。不合格者の平均点は合格最低点より12点低い。受験者全体の平均点は58点である。合格最低点を求めよ。

2. 解き方の手順

まず、受験者全体の人数を xx 人、合格最低点を yy 点とします。
すると、合格者の人数は 0.25x0.25x 人、不合格者の人数は 0.75x0.75x 人となります。
合格者の平均点は y+8y + 8 点、不合格者の平均点は y12y - 12 点となります。
合格者の合計点は 0.25x(y+8)0.25x(y + 8) 点、不合格者の合計点は 0.75x(y12)0.75x(y - 12) 点となります。
受験者全体の合計点は 58x58x 点です。
(合格者の合計点) + (不合格者の合計点) = (受験者全体の合計点) より、次の式が成り立ちます。
0.25x(y+8)+0.75x(y12)=58x0.25x(y + 8) + 0.75x(y - 12) = 58x
xx はゼロでないので、両辺を xx で割ると:
0.25(y+8)+0.75(y12)=580.25(y + 8) + 0.75(y - 12) = 58
0.25y+2+0.75y9=580.25y + 2 + 0.75y - 9 = 58
y7=58y - 7 = 58
y=65y = 65

3. 最終的な答え

合格最低点は65点である。

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