(1) 大人2人、子ども2人を選ぶ場合の数
大人3人から2人を選ぶ場合の数は、組み合わせの記号を用いて 3C2 と表せます。これは、 3C2=2!(3−2)!3!=2!1!3!=(2×1)×13×2×1=3 子ども5人から2人を選ぶ場合の数は、組み合わせの記号を用いて 5C2 と表せます。これは、 5C2=2!(5−2)!5!=2!3!5!=(2×1)×(3×2×1)5×4×3×2×1=2×15×4=10 したがって、大人2人と子ども2人を選ぶ場合の数は、
3C2×5C2=3×10=30 (2) 大人が少なくとも1人含まれる場合の数
全体の選び方から大人を含まない選び方(つまり全員子どもを選ぶ選び方)を引けばよい。
全体の選び方は、大人3人と子ども5人の中から4人を選ぶので、全部で8人の中から4人を選ぶ組み合わせである。これは 8C4 と表せます。 8C4=4!(8−4)!8!=4!4!8!=(4×3×2×1)×(4×3×2×1)8×7×6×5×4×3×2×1=4×3×2×18×7×6×5=70 大人を1人も含まない場合とは、4人全員が子どもの場合である。これは子ども5人の中から4人を選ぶ場合の数に等しく、5C4 と表せます。 5C4=4!(5−4)!5!=4!1!5!=(4×3×2×1)×15×4×3×2×1=5 したがって、大人が少なくとも1人含まれる選び方は、
8C4−5C4=70−5=65