3つの確率の問題があります。 (1) あたりくじ2本、はずれくじ3本の合計5本の中から、同時に2本引くとき、少なくとも1本があたる確率を求める。 (2) 男子4人、女子2人の合計6人の中から、2人をくじ引きで選ぶとき、少なくとも1人が女子である確率を求める。 (3) A, B, C, Dの4人が4人掛けのベンチに無作為に座るとき、AとBが隣り合わない確率を求める。
2025/7/8
1. 問題の内容
3つの確率の問題があります。
(1) あたりくじ2本、はずれくじ3本の合計5本の中から、同時に2本引くとき、少なくとも1本があたる確率を求める。
(2) 男子4人、女子2人の合計6人の中から、2人をくじ引きで選ぶとき、少なくとも1人が女子である確率を求める。
(3) A, B, C, Dの4人が4人掛けのベンチに無作為に座るとき、AとBが隣り合わない確率を求める。
2. 解き方の手順
(1)
少なくとも1本があたる確率を求めるには、余事象を利用して、2本ともはずれを引く確率を全体から引く方法が考えられます。
まず、2本のくじの選び方は、5本から2本を選ぶ組み合わせなので、通りです。
2本ともはずれを引くのは、3本のはずれくじから2本を選ぶ組み合わせなので、通りです。
したがって、2本ともはずれを引く確率は です。
少なくとも1本があたる確率は、です。
(2)
少なくとも1人が女子である確率を求めるには、余事象を利用して、2人とも男子である確率を全体から引く方法が考えられます。
まず、2人の選び方は、6人から2人を選ぶ組み合わせなので、通りです。
2人とも男子であるのは、4人の男子から2人を選ぶ組み合わせなので、通りです。
したがって、2人とも男子である確率は です。
少なくとも1人が女子である確率は、です。
(3)
AとBが隣り合わない確率を求めるには、余事象を利用して、AとBが隣り合う確率を全体から引く方法が考えられます。
まず、4人の座り方は、通りです。
AとBが隣り合う座り方を考えます。AとBをひとまとめにして考えると、(AB), C, Dの3つのものを並べる順列は通りあります。さらに、AとBの並び順はABとBAの2通りあるので、AとBが隣り合う座り方は通りです。
したがって、AとBが隣り合う確率は です。
AとBが隣り合わない確率は、です。
3. 最終的な答え
(1) 少なくとも1本があたる確率は です。
(2) 少なくとも1人が女子である確率は です。
(3) AとBが隣り合わない確率は です。