正三角形ABCがあり、点Pは点Aから出発する。硬貨を投げて、表が出れば2cm、裏が出れば1cm移動する。奇数回目は反時計回り、偶数回目は時計回りに移動する。 (1) 1回目に表、2回目に裏が出たときの点Pの位置を求める。 (2) 硬貨を2回投げたとき、点Pが最後に点Bにいる確率を求める。
2025/7/8
1. 問題の内容
正三角形ABCがあり、点Pは点Aから出発する。硬貨を投げて、表が出れば2cm、裏が出れば1cm移動する。奇数回目は反時計回り、偶数回目は時計回りに移動する。
(1) 1回目に表、2回目に裏が出たときの点Pの位置を求める。
(2) 硬貨を2回投げたとき、点Pが最後に点Bにいる確率を求める。
2. 解き方の手順
(1)
1回目に表が出た場合、点Pは反時計回りに2cm移動する。正三角形の1辺の長さは1cmなので、点Aから点Cに移動する。
2回目に裏が出た場合、点Pは時計回りに1cm移動する。点Cから時計回りに1cm移動すると、点Bに到着する。
(2)
硬貨を2回投げる場合、考えられるパターンは以下の4つである。
* 表、表
* 表、裏
* 裏、表
* 裏、裏
それぞれのパターンについて、点Pの移動を考える。
* 表、表:1回目は反時計回りに2cm移動し、A→C。2回目は時計回りに2cm移動し、C→A。点PはAにいる。
* 表、裏:1回目は反時計回りに2cm移動し、A→C。2回目は時計回りに1cm移動し、C→B。点PはBにいる。
* 裏、表:1回目は反時計回りに1cm移動し、A→B。2回目は時計回りに2cm移動し、B→A。点PはAにいる。
* 裏、裏:1回目は反時計回りに1cm移動し、A→B。2回目は時計回りに1cm移動し、B→C。点PはCにいる。
点PがBにいるのは、「表、裏」のパターンのみである。
硬貨を投げる確率は表も裏も等しく であるから、各パターンが起こる確率は全て である。
したがって、点PがBにいる確率は である。
3. 最終的な答え
(1) 点B
(2)