質量 $m$ の小物体が速度 $v$ で進み、静止している質量 $M$ の物体に衝突して一体となった。一体となった直後の物体の速度 $V$ を求める問題です。床は滑らかで摩擦はないものとします。

応用数学物理運動量保存則力学衝突
2025/7/9

1. 問題の内容

質量 mm の小物体が速度 vv で進み、静止している質量 MM の物体に衝突して一体となった。一体となった直後の物体の速度 VV を求める問題です。床は滑らかで摩擦はないものとします。

2. 解き方の手順

この問題は運動量保存則を用いて解きます。衝突前の運動量の合計は、衝突後の運動量に等しくなります。
* 衝突前の小物体の運動量: mvmv
* 衝突前の物体の運動量: M×0=0M \times 0 = 0
* 衝突後の全体の質量: m+Mm + M
* 衝突後の全体の速度: VV
* 衝突後の運動量: (m+M)V(m + M)V
運動量保存則より、
mv+0=(m+M)Vmv + 0 = (m + M)V
この式を VV について解きます。
(m+M)V=mv(m+M)V = mv
V=mvm+MV = \frac{mv}{m+M}

3. 最終的な答え

V=mvm+MV = \frac{mv}{m+M}

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