1. 問題の内容
1から20までの数字が書かれた20枚のカードから、元に戻さずに1枚ずつ2回引くとき、2枚目が5の倍数である確率を求めます。
2. 解き方の手順
2枚目が5の倍数となる確率を求めるには、すべての取り出し方における、2枚目が5の倍数となる場合の数を計算する必要があります。
5の倍数は、5, 10, 15, 20の4つです。
全事象の場合の数:
1枚目のカードの選び方は20通り、2枚目のカードの選び方は19通りなので、全事象は 通りです。
事象A:2枚目が5の倍数となる場合を考えます。
(i) 1枚目が5の倍数でないとき:
1枚目は5の倍数でない数(16通り)から選びます。2枚目は5の倍数(4通り)から選びます。この場合の数は 通りです。
(ii) 1枚目が5の倍数のとき:
1枚目は5の倍数(4通り)から選びます。2枚目は残りの5の倍数(3通り)から選びます。この場合の数は 通りです。
したがって、2枚目が5の倍数となる場合の数は 通りです。
確率は です。これを約分します。
3. 最終的な答え
ア = 1
イ = 5