2次不等式 $x^2 + mx + 3m - 5 > 0$ の解がすべての実数であるとき、定数 $m$ の値の範囲を求めよ。

代数学二次不等式判別式不等式の解
2025/7/10

1. 問題の内容

2次不等式 x2+mx+3m5>0x^2 + mx + 3m - 5 > 0 の解がすべての実数であるとき、定数 mm の値の範囲を求めよ。

2. 解き方の手順

2次不等式 x2+mx+3m5>0x^2 + mx + 3m - 5 > 0 の解がすべての実数であるということは、2次関数 y=x2+mx+3m5y = x^2 + mx + 3m - 5 のグラフが常に xx 軸よりも上にあるということです。これは、以下の2つの条件が成り立つ場合に満たされます。
* x2x^2 の係数が正であること (この場合は1なので満たされています)
* 判別式 DD が負であること
判別式 DD は、D=m24(3m5)D = m^2 - 4(3m - 5) で与えられます。
D<0D < 0 を解きます。
m24(3m5)<0m^2 - 4(3m - 5) < 0
m212m+20<0m^2 - 12m + 20 < 0
(m2)(m10)<0(m - 2)(m - 10) < 0
したがって、2<m<102 < m < 10 となります。

3. 最終的な答え

2<m<102 < m < 10

「代数学」の関連問題

写像 $f: X \rightarrow Y$ と、$A, B \subset X$, $C, D \subset Y$ に対して、以下の命題の逆が一般的に正しいかどうかを議論する。 (1) $A \...

写像集合論逆写像論理
2025/7/16

問題4は、ある等差数列の初項から第$n$項までの和を$S_n$とするとき、$S_{10} = 100$, $S_{20} = 400$である。この数列の初項から第30項までの和$S_{30}$を求める...

等差数列数列の和一般項
2025/7/16

与えられた連立一次方程式を消去法で解く。問題は2つあり、それぞれ(1)と(2)で示される。 (1) $4x - 2y - 3z = 1$ $3x - 2y - z = -3$ $3x - y - 4z...

連立一次方程式消去法線形代数
2025/7/16

次の連立一次方程式を消去法で解く問題です。 $ \begin{cases} 4x - 2y - 3z = 1 \\ 3x - 2y - z = -3 \\ 3x - y - 4z = 5 \end{c...

連立一次方程式消去法線形代数
2025/7/16

与えられた10個の対数の式をそれぞれ簡単にします。

対数対数法則指数法則
2025/7/16

$a+b=10$ と $a-b=-2$ のとき、$a^2 - b^2$ の値を求めなさい。

因数分解式の計算連立方程式
2025/7/16

$x=27$, $y=22$ のとき、式 $x^2 - 2xy + y^2$ の値を求めなさい。

式の計算因数分解代入二乗
2025/7/16

$x = 9$, $y = -1$ のとき、次の式の値を求めなさい。 $(x-y)^2 - (x+4y)(x-3y)$

式の計算代入展開
2025/7/16

与えられた連立一次方程式を消去法で解く問題です。 (1) $4x - 2y - 3z = 1$ $3x - 2y - z = -3$ $3x - y - 4z = 5$ (2) $x - 2y - 3...

連立一次方程式消去法解の存在性
2025/7/16

与えられた式 $(12x^2 - 9x) \div 3$ を計算しなさい。

多項式の除算因数分解代数
2025/7/16