生徒4人と先生3人がいる。[1](1)7人が1列に並ぶとき、生徒4人が隣り合う並び方の数。(2)7人が1列に並ぶとき、先生どうしが隣り合わない並び方の数。(3)7人の中から生徒2人と先生2人を選ぶ選び方の数。(4)7人の中から3人を選ぶとき、少なくとも1人は先生である選び方の数。[2](1)A地点からB地点までの最短経路の数。(2)A地点からP地点を通ってB地点まで行く最短経路の数。

確率論・統計学順列組み合わせ場合の数最短経路
2025/7/11

1. 問題の内容

生徒4人と先生3人がいる。[1](1)7人が1列に並ぶとき、生徒4人が隣り合う並び方の数。(2)7人が1列に並ぶとき、先生どうしが隣り合わない並び方の数。(3)7人の中から生徒2人と先生2人を選ぶ選び方の数。(4)7人の中から3人を選ぶとき、少なくとも1人は先生である選び方の数。[2](1)A地点からB地点までの最短経路の数。(2)A地点からP地点を通ってB地点まで行く最短経路の数。

2. 解き方の手順

[1](1)生徒4人をひとまとめにして1人と数え、先生3人と合わせて4人を並べる順列は4!通り。生徒4人の中での並び方は4!通り。よって、4! * 4! = 24 * 24 = 576通り。
[1](2)生徒4人を先に並べ、その間または両端の5ヶ所から先生3人が並ぶ場所を選ぶ。生徒4人の並び方は4!通り。5ヶ所から3ヶ所を選ぶ組み合わせは5C3_{5}C_{3}通り。先生3人の並び方は3!通り。よって、4! * 5C3_{5}C_{3} * 3! = 24 * 10 * 6 = 1440通り。
[1](3)生徒2人を選ぶ方法は4C2_{4}C_{2}通り。先生2人を選ぶ方法は3C2_{3}C_{2}通り。よって、4C2_{4}C_{2} * 3C2_{3}C_{2} = (4*3/2*1) * (3*2/2*1) = 6 * 3 = 18通り。
[1](4)3人を選ぶとき、少なくとも1人は先生である選び方は、3人全て生徒である選び方以外の場合の数である。7人から3人を選ぶ方法は7C3_{7}C_{3} = (7*6*5)/(3*2*1) = 35通り。3人全て生徒である選び方は4C3_{4}C_{3} = 4通り。よって、35 - 4 = 31通り。
[2](1)A地点からB地点までの最短経路は、右に5回、上に3回進む必要がある。これは8回の移動のうち、右に進む5回を選ぶことに等しい。よって、8C5_{8}C_{5} = (8*7*6)/(3*2*1) = 56通り。
[2](2)A地点からP地点までの最短経路は、右に2回、上に1回進む必要がある。これは3回の移動のうち、右に進む2回を選ぶことに等しい。よって、3C2_{3}C_{2} = 3通り。P地点からB地点までの最短経路は、右に3回、上に2回進む必要がある。これは5回の移動のうち、右に進む3回を選ぶことに等しい。よって、5C3_{5}C_{3} = (5*4)/(2*1) = 10通り。したがって、A地点からP地点を通ってB地点まで行く最短経路は3 * 10 = 30通り。

3. 最終的な答え

[1](1) 576
[1](2) 1440
[1](3) 18
[1](4) 31
[2](1) 56
[2](2) 30

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