問題は、式(4.16)から式(4.17)を導出することです。式(4.16)は $E = E^\circ - \frac{RT}{nF} \ln \frac{a_{Ox}}{a_{Red}}$ であり、式(4.17)は $E = E^\circ - 0.0591 \log \frac{a_{Ox}}{a_{Red}}$ (単位:V)です。ここで、$E$は電位、$E^\circ$は標準電位、$R$は気体定数、$T$は絶対温度、$n$は酸化還元に必要な電子数、$F$はファラデー定数、$a_{Ox}$は酸化体の活量、$a_{Red}$は還元体の活量です。
2025/7/13
1. 問題の内容
問題は、式(4.16)から式(4.17)を導出することです。式(4.16)は であり、式(4.17)は (単位:V)です。ここで、は電位、は標準電位、は気体定数、は絶対温度、は酸化還元に必要な電子数、はファラデー定数、は酸化体の活量、は還元体の活量です。
2. 解き方の手順
式(4.16)から式(4.17)を導出するには、以下の手順を踏みます。
* 自然対数()を常用対数()に変換します。の関係を利用します。
* C(298.15 K)におけるの値を計算します。
, , を代入すると、
* 計算したの値を式に代入します。
* なので、これを代入すると
今回の問題では、n=1として記述されているので、n=1を代入します。
(単位:V)
3. 最終的な答え
(単位:V)