ある人のアルバイトによる4月の収入が32000円である。4月から6月までの収入について、以下のことが分かっている。 ア:4月と5月の差は5月と6月の差に等しい。収入が同じ月はなかった。 イ:3か月の収入の平均は43000円だった。 このとき、6月の収入を求めよ。

代数学一次方程式連立方程式文章問題平均
2025/7/15

1. 問題の内容

ある人のアルバイトによる4月の収入が32000円である。4月から6月までの収入について、以下のことが分かっている。
ア:4月と5月の差は5月と6月の差に等しい。収入が同じ月はなかった。
イ:3か月の収入の平均は43000円だった。
このとき、6月の収入を求めよ。

2. 解き方の手順

まず、4月、5月、6月の収入をそれぞれ a,b,ca, b, c とする。
問題文より、以下のことがわかる。
* a=32000a = 32000
* ab=bca - b = b - c (4月と5月の差は5月と6月の差に等しい)
* a+b+c3=43000\frac{a+b+c}{3} = 43000 (3か月の収入の平均は43000円)
2つ目の式を変形すると、a+c=2ba + c = 2b となる。
3つ目の式を変形すると、a+b+c=3×43000=129000a + b + c = 3 \times 43000 = 129000 となる。
a+c=2ba+c = 2ba+b+c=129000a + b + c = 129000 に代入すると、2b+b=3b=1290002b + b = 3b = 129000 となり、b=1290003=43000b = \frac{129000}{3} = 43000 となる。
a=32000a = 32000a+c=2ba + c = 2b に代入すると、32000+c=2×43000=8600032000 + c = 2 \times 43000 = 86000 となる。
したがって、c=8600032000=54000c = 86000 - 32000 = 54000 となる。

3. 最終的な答え

6月の収入は 54000 円である。

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