英語、数学、国語のテストがあり、いずれも100点満点です。英語の得点は数学の得点より38点高く、3教科の平均点は72点です。このとき、英語の得点が最も低い場合は何点になるかを求める問題です。

代数学方程式平均最大値最小値連立方程式
2025/7/15

1. 問題の内容

英語、数学、国語のテストがあり、いずれも100点満点です。英語の得点は数学の得点より38点高く、3教科の平均点は72点です。このとき、英語の得点が最も低い場合は何点になるかを求める問題です。

2. 解き方の手順

まず、英語の点数をEE、数学の点数をMM、国語の点数をJJとします。
問題文より、以下の2つの式が成り立ちます。
E=M+38E = M + 38
E+M+J3=72\frac{E + M + J}{3} = 72
2つ目の式を変形すると、
E+M+J=72×3=216E + M + J = 72 \times 3 = 216
1つ目の式を2つ目の式に代入すると、
(M+38)+M+J=216(M + 38) + M + J = 216
2M+J=21638=1782M + J = 216 - 38 = 178
J=1782MJ = 178 - 2M
英語の得点EEが最も低い場合を考えるので、MMができるだけ高くなるように考えます。
ただし、各科目は100点満点なので、E100E \le 100 かつ M100M \le 100 かつ J100J \le 100 を満たす必要があります。
E100E \le 100 より M+38100M + 38 \le 100 なので M62M \le 62
J100J \le 100 より 1782M100178 - 2M \le 100 なので 2M782M \ge 78となり、M39M \ge 39
よって、MM の最大値は 62 です。このとき、
E=M+38=62+38=100E = M + 38 = 62 + 38 = 100
J=1782M=1782×62=178124=54J = 178 - 2M = 178 - 2 \times 62 = 178 - 124 = 54
E+M+J=100+62+54=216E + M + J = 100 + 62 + 54 = 216
MMの値を大きくしていき、E=100E=100になるまでM=62M=62とすることができました。
次にMMの値を小さくしていくことを考えます。JJが100を超えないという条件からM=39M=39まで小さくできます。
E=39+38=77E=39+38=77
J=178239=100J=178-2*39=100
このときE+M+J=77+39+100=216E+M+J=77+39+100=216となる。
EEが最も低くなるのは、国語の点数が100点の場合です。

3. 最終的な答え

英語の得点は最も低くて [77] 点である。

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