2次方程式 $2x^2 - 3x + m - 1 = 0$ が異なる2つの実数解を持つときの、定数 $m$ の値の範囲を求めます。

代数学二次方程式判別式不等式
2025/7/15

1. 問題の内容

2次方程式 2x23x+m1=02x^2 - 3x + m - 1 = 0 が異なる2つの実数解を持つときの、定数 mm の値の範囲を求めます。

2. 解き方の手順

2次方程式 ax2+bx+c=0ax^2 + bx + c = 0 が異なる2つの実数解を持つための条件は、判別式 D=b24ac>0D = b^2 - 4ac > 0 であることです。
与えられた2次方程式 2x23x+m1=02x^2 - 3x + m - 1 = 0 に対して、
a=2a = 2, b=3b = -3, c=m1c = m - 1 です。
したがって、判別式は以下のようになります。
D=(3)242(m1)D = (-3)^2 - 4 \cdot 2 \cdot (m - 1)
D=98(m1)D = 9 - 8(m - 1)
D=98m+8D = 9 - 8m + 8
D=178mD = 17 - 8m
異なる2つの実数解を持つための条件 D>0D > 0 を適用すると、
178m>017 - 8m > 0
この不等式を解きます。
17>8m17 > 8m
8m<178m < 17
m<178m < \frac{17}{8}

3. 最終的な答え

m<178m < \frac{17}{8}

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