赤玉6個と白玉4個が入った袋から、4個の玉を同時に取り出すとき、少なくとも1個が白玉である確率を求めよ。

確率論・統計学確率組み合わせ事象
2025/7/15

1. 問題の内容

赤玉6個と白玉4個が入った袋から、4個の玉を同時に取り出すとき、少なくとも1個が白玉である確率を求めよ。

2. 解き方の手順

少なくとも1個が白玉である確率は、全体から「4個とも赤玉である確率」を引くことで求められる。
まず、4個の玉の取り出し方の総数を計算する。これは、10個の玉から4個を選ぶ組み合わせなので、10C4_{10}C_4 で表される。
10C4=10!4!(104)!=10!4!6!=10×9×8×74×3×2×1=210_{10}C_4 = \frac{10!}{4!(10-4)!} = \frac{10!}{4!6!} = \frac{10 \times 9 \times 8 \times 7}{4 \times 3 \times 2 \times 1} = 210
次に、4個とも赤玉である確率を計算する。これは、6個の赤玉から4個を選ぶ組み合わせなので、6C4 _6C_4 で表される。
6C4=6!4!(64)!=6!4!2!=6×52×1=15_6C_4 = \frac{6!}{4!(6-4)!} = \frac{6!}{4!2!} = \frac{6 \times 5}{2 \times 1} = 15
したがって、4個とも赤玉である確率は、6C410C4=15210=114\frac{_6C_4}{_{10}C_4} = \frac{15}{210} = \frac{1}{14} となる。
求める確率は、1からこの確率を引いたものなので、
1114=13141 - \frac{1}{14} = \frac{13}{14}

3. 最終的な答え

1314\frac{13}{14}

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