円に2つの弦ABとCDがあり、それぞれの延長線の交点をPとします。AB = 10.5 cm、AP = 19 cm、DP = 7.6 cm のとき、線分CPの長さを求めます。

幾何学方べきの定理線分の長さ
2025/7/17

1. 問題の内容

円に2つの弦ABとCDがあり、それぞれの延長線の交点をPとします。AB = 10.5 cm、AP = 19 cm、DP = 7.6 cm のとき、線分CPの長さを求めます。

2. 解き方の手順

円の外部にある点Pから円に引いた2つの直線に関する性質(方べきの定理)を利用します。
方べきの定理とは、点Pから円に引いた直線が円とそれぞれA, BおよびC, Dで交わるとき、PAPB=PCPDPA \cdot PB = PC \cdot PD が成り立つというものです。
まず、PBを計算します。
PB=APAB=1910.5=8.5PB = AP - AB = 19 - 10.5 = 8.5 cm
次に、方べきの定理を適用します。
PAPB=PCPDPA \cdot PB = PC \cdot PD
198.5=PC7.619 \cdot 8.5 = PC \cdot 7.6
161.5=7.6PC161.5 = 7.6 \cdot PC
PC=161.57.6=161576=21.25PC = \frac{161.5}{7.6} = \frac{1615}{76} = 21.25 cm

3. 最終的な答え

線分CPの長さは21.25 cmです。

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