行列式を計算するために、余因子展開を用います。1行目の0の多いことを利用して展開すると計算が楽になります。
まず、1行目で余因子展開を行います。
33200−1−12−12−130−110=3⋅−1−122−13−110+(−1)⋅(−1)1+3⋅320−1−12−110 次に、それぞれの3x3行列の行列式を計算します。
一つ目の3x3行列について:
−1−122−13−110=−1⋅−1310−2⋅−1210+(−1)⋅−12−13 =−1(0−3)−2(0−2)−1(−3−(−2))=3+4−(−1)(−1)=3+4+1=8 二つ目の3x3行列について:
320−1−12−110=0⋅−1−1−11−2⋅32−11+0⋅32−1−1 =0−2(3−(−2))+0=−2(5)=−10 したがって、元の行列の行列式は次のようになります。
3⋅8+1⋅(−10)=24−10=14