与えられた行列 $ \begin{pmatrix} 4 & 1 \\ 1 & 4 \end{pmatrix} $ の固有値を求める問題です。

代数学線形代数行列固有値固有方程式二次方程式
2025/7/18

1. 問題の内容

与えられた行列 (4114) \begin{pmatrix} 4 & 1 \\ 1 & 4 \end{pmatrix} の固有値を求める問題です。

2. 解き方の手順

固有値を求めるには、まず固有方程式を立てます。固有方程式は、行列 AA に対して、det(AλI)=0 \det(A - \lambda I) = 0 を満たす λ \lambda を求めることで得られます。ここで、AA は与えられた行列、λ \lambda は固有値、II は単位行列です。
この問題の場合、行列 AA(4114) \begin{pmatrix} 4 & 1 \\ 1 & 4 \end{pmatrix} なので、AλIA - \lambda I(4λ114λ) \begin{pmatrix} 4-\lambda & 1 \\ 1 & 4-\lambda \end{pmatrix} となります。
固有方程式は次のようになります。
det(4λ114λ)=(4λ)21=0\det \begin{pmatrix} 4-\lambda & 1 \\ 1 & 4-\lambda \end{pmatrix} = (4-\lambda)^2 - 1 = 0
これを展開して整理します。
168λ+λ21=016 - 8\lambda + \lambda^2 - 1 = 0
λ28λ+15=0\lambda^2 - 8\lambda + 15 = 0
この2次方程式を解きます。因数分解すると
(λ3)(λ5)=0(\lambda - 3)(\lambda - 5) = 0
したがって、固有値は λ=3 \lambda = 3 λ=5 \lambda = 5 です。

3. 最終的な答え

固有値は3と5です。

「代数学」の関連問題

与えられた3次方程式 $x^3 - 2x^2 - 7x - 4 = 0$ を解きます。

三次方程式因数定理因数分解二次方程式
2025/7/19

与えられた方程式 $x^4 + 3x^2 - 4 = 0$ を解き、$x$の値を求める。

方程式二次方程式因数分解虚数解
2025/7/19

方程式 $x^3 - 1 = 0$ を解きます。

三次方程式因数分解複素数
2025/7/19

画像にある数学の問題は、一次方程式を解く問題と、文章問題から方程式を立てて解く問題、そしてクラス会の費用に関する問題です。

一次方程式文章問題方程式
2025/7/19

画像の数学の問題を解きます。具体的には、以下の5つの計算問題です。 (1) $(4x+7) \times 5$ (2) $\frac{-x-4}{3} \times 6$ (3) $(3x-2) \d...

式の計算分配法則文字式
2025/7/19

与えられた文字式と数字の計算問題を解き、各計算結果を対応する記号(ア、イ、ウ、エ、オ、カ、キ、ク、ケ)で示す。

文字式の計算分配法則分数計算一次式
2025/7/19

与えられた分数式 $\frac{2}{(x+1)(x^2+3x+5)}$ を部分分数に分解する問題です。

部分分数分解分数式連立方程式
2025/7/19

与えられた式 $(582)(\frac{x-y}{2}+x+y)^2 - (x-y+\frac{x+y}{2})^2$ を計算して簡略化する。

式の簡略化代数計算展開因数分解
2025/7/19

AからEの5人が数学のテストを受け、その得点について以下の情報が与えられています。 * ア: AとBは40点差 * イ: CとEは30点差 * ウ: DとEは20点差 * エ: AはD...

連立方程式不等式大小比較
2025/7/19

右側の長方形の面積と、左側の選択肢ア~エの中から2つの長方形を選び、それらの面積の和が右側の長方形の面積と等しくなる組み合わせを答える問題です。右側の長方形の面積は、$2(2a+b)$ であり、選択肢...

面積式の展開因数分解代数
2025/7/19