$2 - \sqrt{5} = n + a$ を満たす整数 $n$ と、 $0 \le a < 1$ を満たす実数 $a$ を求める問題です。

代数学無理数整数部分小数部分平方根
2025/7/18

1. 問題の内容

25=n+a2 - \sqrt{5} = n + a を満たす整数 nn と、 0a<10 \le a < 1 を満たす実数 aa を求める問題です。

2. 解き方の手順

まず、5\sqrt{5} の近似値を考えます。22=42^2 = 432=93^2 = 9 なので、2<5<32 < \sqrt{5} < 3 であることが分かります。より正確な近似値としては、52.236\sqrt{5} \approx 2.236 となります。
したがって、2522.236=0.2362 - \sqrt{5} \approx 2 - 2.236 = -0.236 となります。
ここで、nn は整数で、0a<10 \le a < 1 という条件があります。
25=n+a2 - \sqrt{5} = n + a を満たすためには、nn を整数部分、aa を小数部分と考える必要があります。
250.2362 - \sqrt{5} \approx -0.236 ですから、 n=1n = -1 とすると、
a=25n=25(1)=35a = 2 - \sqrt{5} - n = 2 - \sqrt{5} - (-1) = 3 - \sqrt{5}
となります。
a=35a = 3 - \sqrt{5}0a<10 \le a < 1 を満たすか確認します。
52.236\sqrt{5} \approx 2.236 なので、a=3532.236=0.764a = 3 - \sqrt{5} \approx 3 - 2.236 = 0.764 であり、0a<10 \le a < 1 を満たします。
したがって、n=1n = -1a=35a = 3 - \sqrt{5} となります。

3. 最終的な答え

n=1n = -1
a=35a = 3 - \sqrt{5}

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