与えられた2つの式を展開する問題です。 (1) $(a+1)(a-b+2)$ (2) $(2x+y-1)(5x-3y)$

代数学展開多項式
2025/7/19

1. 問題の内容

与えられた2つの式を展開する問題です。
(1) (a+1)(ab+2)(a+1)(a-b+2)
(2) (2x+y1)(5x3y)(2x+y-1)(5x-3y)

2. 解き方の手順

(1) の展開:
分配法則を用いて、(a+1)(a+1)(ab+2)(a-b+2) の各項にかけます。
(a+1)(ab+2)=a(ab+2)+1(ab+2) (a+1)(a-b+2) = a(a-b+2) + 1(a-b+2)
次に、それぞれの項を展開します。
a(ab+2)=a2ab+2a a(a-b+2) = a^2 - ab + 2a
1(ab+2)=ab+2 1(a-b+2) = a - b + 2
これらを足し合わせます。
a2ab+2a+ab+2=a2ab+3ab+2 a^2 - ab + 2a + a - b + 2 = a^2 - ab + 3a - b + 2
(2) の展開:
分配法則を用いて、(2x+y1)(2x+y-1)(5x3y)(5x-3y) の各項にかけます。
(2x+y1)(5x3y)=2x(5x3y)+y(5x3y)1(5x3y) (2x+y-1)(5x-3y) = 2x(5x-3y) + y(5x-3y) - 1(5x-3y)
次に、それぞれの項を展開します。
2x(5x3y)=10x26xy 2x(5x-3y) = 10x^2 - 6xy
y(5x3y)=5xy3y2 y(5x-3y) = 5xy - 3y^2
1(5x3y)=5x+3y -1(5x-3y) = -5x + 3y
これらを足し合わせます。
10x26xy+5xy3y25x+3y=10x2xy3y25x+3y 10x^2 - 6xy + 5xy - 3y^2 - 5x + 3y = 10x^2 - xy - 3y^2 - 5x + 3y

3. 最終的な答え

(1) の答え:
a2ab+3ab+2a^2 - ab + 3a - b + 2
(2) の答え:
10x2xy3y25x+3y10x^2 - xy - 3y^2 - 5x + 3y

「代数学」の関連問題

画像にある数学の問題は、一次方程式を解く問題と、文章問題から方程式を立てて解く問題、そしてクラス会の費用に関する問題です。

一次方程式文章問題方程式
2025/7/19

画像の数学の問題を解きます。具体的には、以下の5つの計算問題です。 (1) $(4x+7) \times 5$ (2) $\frac{-x-4}{3} \times 6$ (3) $(3x-2) \d...

式の計算分配法則文字式
2025/7/19

与えられた文字式と数字の計算問題を解き、各計算結果を対応する記号(ア、イ、ウ、エ、オ、カ、キ、ク、ケ)で示す。

文字式の計算分配法則分数計算一次式
2025/7/19

与えられた分数式 $\frac{2}{(x+1)(x^2+3x+5)}$ を部分分数に分解する問題です。

部分分数分解分数式連立方程式
2025/7/19

与えられた式 $(582)(\frac{x-y}{2}+x+y)^2 - (x-y+\frac{x+y}{2})^2$ を計算して簡略化する。

式の簡略化代数計算展開因数分解
2025/7/19

AからEの5人が数学のテストを受け、その得点について以下の情報が与えられています。 * ア: AとBは40点差 * イ: CとEは30点差 * ウ: DとEは20点差 * エ: AはD...

連立方程式不等式大小比較
2025/7/19

右側の長方形の面積と、左側の選択肢ア~エの中から2つの長方形を選び、それらの面積の和が右側の長方形の面積と等しくなる組み合わせを答える問題です。右側の長方形の面積は、$2(2a+b)$ であり、選択肢...

面積式の展開因数分解代数
2025/7/19

与えられた式 $2x - y - \frac{5x+y}{3}$ を計算し、できる限り簡単にします。

式の計算分数式代数
2025/7/19

与えられた式を計算して簡単にします。式は次の通りです。 $\frac{6a - 5b}{4} - \frac{7a - 4b}{3}$

分数式の計算同類項代数
2025/7/19

1個200円の菓子Aと1個100円の菓子Bを合わせて20個買う。菓子を詰める箱が1個120円である。菓子代と箱代の合計金額を3000円以下にするとき、菓子Aは最大で何個買えるか。

不等式文章題一次不等式数量関係
2025/7/19