(4) 絶対値の不等式 $|x-1| < 3$ を解く。 (5) 定義域 $-1 \le x < 2$ における2次関数 $y = -2x^2 + 4x - 1$ の最大値と最小値を求める。

代数学不等式絶対値二次関数最大値最小値平方完成
2025/7/19

1. 問題の内容

(4) 絶対値の不等式 x1<3|x-1| < 3 を解く。
(5) 定義域 1x<2-1 \le x < 2 における2次関数 y=2x2+4x1y = -2x^2 + 4x - 1 の最大値と最小値を求める。

2. 解き方の手順

(4) 絶対値の不等式 x1<3|x-1| < 3 を解く。
絶対値の定義より、x1<3|x-1| < 33<x1<3-3 < x-1 < 3 と同値である。
各辺に1を加えると、
3+1<x1+1<3+1-3 + 1 < x-1 + 1 < 3 + 1
2<x<4-2 < x < 4
したがって、不等式の解は 2<x<4-2 < x < 4 となる。
(5) 2次関数 y=2x2+4x1y = -2x^2 + 4x - 1 の最大値と最小値を求める。
まず、平方完成を行う。
y=2(x22x)1y = -2(x^2 - 2x) - 1
y=2(x22x+11)1y = -2(x^2 - 2x + 1 - 1) - 1
y=2((x1)21)1y = -2((x-1)^2 - 1) - 1
y=2(x1)2+21y = -2(x-1)^2 + 2 - 1
y=2(x1)2+1y = -2(x-1)^2 + 1
この関数は x=1x=1 で最大値1をとる上に凸な放物線である。
定義域は 1x<2-1 \le x < 2 である。
x=1x=1 は定義域に含まれるので、最大値は x=1x=1 のとき y=1y=1 となる。
最小値を求めるため、定義域の端点の値を調べる。
x=1x = -1 のとき、
y=2(11)2+1=2(2)2+1=2(4)+1=8+1=7y = -2(-1-1)^2 + 1 = -2(-2)^2 + 1 = -2(4) + 1 = -8 + 1 = -7
x=2x = 2 のとき、
y=2(21)2+1=2(1)2+1=2+1=1y = -2(2-1)^2 + 1 = -2(1)^2 + 1 = -2 + 1 = -1
x<2x < 2 であるため x=2x = 2 は含まれないが、xx が2に近づくにつれて yy は-1に近づく。したがって、この関数は最小値を持たない。

3. 最終的な答え

(4) 2<x<4-2 < x < 4
(5) 最大値: 1 (x=1x=1のとき)、最小値: なし

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