定義域 $-1 \le x < 2$ である2次関数 $y = -2x^2 + 4x - 1$ の最大値と最小値を求める。

代数学二次関数最大値最小値平方完成定義域
2025/7/19

1. 問題の内容

定義域 1x<2-1 \le x < 2 である2次関数 y=2x2+4x1y = -2x^2 + 4x - 1 の最大値と最小値を求める。

2. 解き方の手順

まず、与えられた2次関数を平方完成します。
y=2x2+4x1=2(x22x)1=2(x22x+11)1=2((x1)21)1=2(x1)2+21=2(x1)2+1y = -2x^2 + 4x - 1 = -2(x^2 - 2x) - 1 = -2(x^2 - 2x + 1 - 1) - 1 = -2((x-1)^2 - 1) - 1 = -2(x-1)^2 + 2 - 1 = -2(x-1)^2 + 1
よって、この2次関数の頂点は (1,1)(1, 1) で、上に凸な放物線です。
次に、定義域 1x<2-1 \le x < 2 における関数の値を考えます。
頂点の xx 座標 x=1x=1 は定義域に含まれています。
x=1x = 1 のとき、y=2(11)2+1=1y = -2(1-1)^2 + 1 = 1
x=1x = -1 のとき、y=2(11)2+1=2(2)2+1=2(4)+1=8+1=7y = -2(-1-1)^2 + 1 = -2(-2)^2 + 1 = -2(4) + 1 = -8 + 1 = -7
x=2x = 2 のとき、y=2(21)2+1=2(1)2+1=2+1=1y = -2(2-1)^2 + 1 = -2(1)^2 + 1 = -2 + 1 = -1
定義域 1x<2-1 \le x < 2 において、x=1x=1 のとき最大値 11 をとります。
また、x=1x=-1 で最小値 7-7 をとります。x=2x=2は定義域に含まれないので1-1は最小値ではありません。
定義域の端点であるx=1x=-1y=7y=-7 となり、これは最小値です。x=2x=2は定義域に含まれないので、最小値は1-1より大きい値になります。
したがって、最大値は 11 (x=1x=1 のとき)で、最小値は 7-7 (x=1x=-1 のとき)です。

3. 最終的な答え

最大値: 1
最小値: -7

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