問題は、正三角形ABCとその外側にひし形ADEFがあり、指定された比率でADとDCが与えられたときに、三角形EDCの面積を求める問題です。具体的には、AD:DC = 3:2 であり、三角形ABCの面積が$25\sqrt{3} \, \text{cm}^2$のとき、三角形EDCの面積を求める必要があります。

幾何学面積正三角形ひし形三角形相似三角比
2025/7/19

1. 問題の内容

問題は、正三角形ABCとその外側にひし形ADEFがあり、指定された比率でADとDCが与えられたときに、三角形EDCの面積を求める問題です。具体的には、AD:DC = 3:2 であり、三角形ABCの面積が253cm225\sqrt{3} \, \text{cm}^2のとき、三角形EDCの面積を求める必要があります。

2. 解き方の手順

(1) まず、正三角形ABCの1辺の長さを求めます。正三角形の面積の公式は、(3/4\sqrt{3}/4) * (一辺の長さ)^2 です。したがって、一辺の長さをxxとすると、
34x2=253\frac{\sqrt{3}}{4} x^2 = 25\sqrt{3}
x2=100x^2 = 100
x=10x = 10
正三角形ABCの一辺の長さは10cmです。
(2) ADとDCの比が3:2なので、AD = (3/5) * AC = (3/5) * 10 = 6cm、DC = (2/5) * AC = (2/5) * 10 = 4cmとなります。
(3) ひし形ADEFはADを1辺とするので、AD = DE = EF = FA = 6cmです。
(4) 角ADE = 角DAF = 角EFA = 角FEDです。 ひし形の向かい合う角は等しいです。
(5) AF // BCなので、角DAF = 角ACB = 60度です。 正三角形の内角は60度です。
(6) 角ADE = 60度、DE = 6, DC = 4, 角EDC = 180 - 角ADE - 角BDC = 180-60-60=60度
(7) よって、三角形EDCの面積は、(1/2) * DE * DC * sin(EDC) = (1/2) * 6 * 4 * sin(60度) = (1/2) * 6 * 4 * (3/2\sqrt{3}/2) = 636\sqrt{3}

3. 最終的な答え

三角形EDCの面積は63cm26\sqrt{3} \, \text{cm}^2です。

「幾何学」の関連問題

放物線 $y = x^2 + 2x - 3$ を、(1) $y$軸に関して対称移動した場合と、(2) 原点に関して対称移動した場合の、それぞれの放物線の方程式を求める問題です。

放物線対称移動座標変換二次関数
2025/7/20

(1) 点 $(1, 6, -1)$ を通り、ベクトル $\vec{n} = (2, -1, 4)$ に垂直な平面の方程式を求める。 (2) 点 $(-4, 3, 1)$ を通り、平面 $x + 5y...

平面ベクトル方程式空間図形
2025/7/20

次の連立不等式を満たす領域を、図中のア~エから選択する問題です。 $x^2 + y^2 > 2$ $x - 2y + 1 < 0$

不等式領域直線
2025/7/20

与えられた連立不等式 $ \begin{cases} x^2 + y^2 > 2 \\ x - 2y + 1 < 0 \end{cases} $ を満たす領域を、図中のア〜エから選択する問題です。円の...

不等式領域直線座標平面
2025/7/20

図において、着色された部分が表す領域を、選択肢の中から選びます。ただし、境界線を含むとします。

不等式領域座標平面
2025/7/20

中心が原点にある円の領域を表す不等式を選ぶ問題です。円の半径は$\sqrt{5}$で、境界線を含みます。着色された領域は円の内側です。

不等式座標平面領域
2025/7/20

半径が25cmの円の中心から7cmの距離にある弦ABの長さを求める問題です。

三平方の定理幾何
2025/7/20

問題は、図の斜線部分で示された領域を表す不等式を選択する問題です。境界線を含むという条件があります。与えられた選択肢は以下の通りです。 1. $y > x - 2$

不等式領域グラフ直線座標平面
2025/7/20

直角三角形ABCの各辺を1辺とする正方形P, Q, Rがあり、それぞれの面積の間の関係を求める問題です。Pは辺BCを1辺とする正方形、Qは辺ACを1辺とする正方形、Rは辺ABを1辺とする正方形です。

三平方の定理直角三角形正方形面積
2025/7/20

図の斜線部分が表す領域を不等式で表す問題です。ただし、境界線を含むことに注意します。

不等式領域直線グラフ
2025/7/20