(1) $\frac{\sqrt{2}}{\sqrt{3}} \cdot \frac{\sqrt{5}}{\sqrt{6}} \cdot \frac{\sqrt{9}}{\sqrt{10}}$ を簡単にせよ。 (2) 下記のデータの平均を求めよ。ただし、小数点以下第2位を四捨五入して、小数第1位まで求めよ。 | 階級 | 度数 | | :----------- | :--- | | 20以上30未満 | 5 | | 30以上40未満 | 6 | | 40以上50未満 | 4 | (3) 濃度が5%の食塩水200gに、 $x$ gの水を加えると濃度が3%以上4%以下の食塩水となった。 $x$ の値の範囲を求めよ。 (4) 方程式 $x^2 = |x|$ を解け。 (5) 命題「$x=5$ならば $x^2 - 5x = 0$ である。」の真偽を述べよ。
2025/7/19
はい、承知いたしました。問題文を読み解き、一つずつ丁寧に解説していきます。
1. 問題の内容
(1) を簡単にせよ。
(2) 下記のデータの平均を求めよ。ただし、小数点以下第2位を四捨五入して、小数第1位まで求めよ。
| 階級 | 度数 |
| :----------- | :--- |
| 20以上30未満 | 5 |
| 30以上40未満 | 6 |
| 40以上50未満 | 4 |
(3) 濃度が5%の食塩水200gに、 gの水を加えると濃度が3%以上4%以下の食塩水となった。 の値の範囲を求めよ。
(4) 方程式 を解け。
(5) 命題「ならば である。」の真偽を述べよ。
2. 解き方の手順
(1) 式の簡略化
(2) 平均の計算
まず、各階級の中央値を求めます。
* 20以上30未満:
* 30以上40未満:
* 40以上50未満:
次に、各階級の中央値に度数を掛け、それらを合計します。
度数の合計は
平均は、合計を度数の合計で割ったものです。
小数点以下第2位を四捨五入すると、34.3となります。
(3) 濃度問題
食塩の量は変わらないので、5%の食塩水200gに含まれる食塩の量は g です。
g の水を加えた後の食塩水の量は g となります。
濃度が3%以上4%以下なので、以下の不等式が成り立ちます。
各辺の逆数をとると、不等号の向きが変わります。
したがって、
(4) 方程式の解
場合分けをします。
* のとき、 => =>
* のとき、 => =>
したがって、
(5) 命題の真偽
ならば である。
のとき、
したがって、この命題は真である。
3. 最終的な答え
(1)
(2) 34.3
(3)
(4)
(5) 真