$k$を定数とする。座標平面上の直線 $(3k+1)x - (2k+4)y - 10k + 10 = 0$ が、$k$の値に関わらず通る定点の座標を求めよ。

代数学直線定点連立方程式
2025/7/19

1. 問題の内容

kkを定数とする。座標平面上の直線 (3k+1)x(2k+4)y10k+10=0(3k+1)x - (2k+4)y - 10k + 10 = 0 が、kkの値に関わらず通る定点の座標を求めよ。

2. 解き方の手順

直線の方程式を kk について整理すると、
(3x2y10)k+(x4y+10)=0 (3x-2y-10)k + (x-4y+10) = 0
この式が任意の kk について成り立つためには、次の2つの式が同時に成り立つ必要がある。
3x2y10=0 3x - 2y - 10 = 0
x4y+10=0 x - 4y + 10 = 0
この連立方程式を解く。
第2の式より x=4y10x = 4y - 10 であるから、これを第1の式に代入すると、
3(4y10)2y10=0 3(4y - 10) - 2y - 10 = 0
12y302y10=0 12y - 30 - 2y - 10 = 0
10y=40 10y = 40
y=4 y = 4
これを x=4y10x = 4y - 10 に代入すると、
x=4(4)10=1610=6 x = 4(4) - 10 = 16 - 10 = 6
よって、定点の座標は (6,4)(6, 4) である。

3. 最終的な答え

(6, 4)

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