与えられた特殊解 $x_s = D\cos(\omega_f t) + E\sin(\omega_f t)$ を $G\cos(\omega_f t - \phi)$ の形にまとめ、そのときの $G$, $\cos\phi$, $\sin\phi$ を求める。 次に、$G$ が最大となる $\omega_f$ (共振周波数 $\omega_R$) を求め、そのときの $G$ の最大値を求める。

応用数学三角関数微分最大値振幅
2025/7/20

1. 問題の内容

与えられた特殊解 xs=Dcos(ωft)+Esin(ωft)x_s = D\cos(\omega_f t) + E\sin(\omega_f t)Gcos(ωftϕ)G\cos(\omega_f t - \phi) の形にまとめ、そのときの GG, cosϕ\cos\phi, sinϕ\sin\phi を求める。
次に、GG が最大となる ωf\omega_f (共振周波数 ωR\omega_R) を求め、そのときの GG の最大値を求める。

2. 解き方の手順

(1) xs=Dcos(ωft)+Esin(ωft)x_s = D\cos(\omega_f t) + E\sin(\omega_f t)Gcos(ωftϕ)G\cos(\omega_f t - \phi) の形に変形する。
三角関数の加法定理より、
Gcos(ωftϕ)=Gcosϕcos(ωft)+Gsinϕsin(ωft)G\cos(\omega_f t - \phi) = G\cos\phi \cos(\omega_f t) + G\sin\phi \sin(\omega_f t).
したがって、
D=GcosϕD = G\cos\phi
E=GsinϕE = G\sin\phi
両辺を2乗して足し合わせると、
D2+E2=G2cos2ϕ+G2sin2ϕ=G2(cos2ϕ+sin2ϕ)=G2D^2 + E^2 = G^2\cos^2\phi + G^2\sin^2\phi = G^2(\cos^2\phi + \sin^2\phi) = G^2.
よって、G=D2+E2G = \sqrt{D^2 + E^2}.
cosϕ=DG=DD2+E2\cos\phi = \frac{D}{G} = \frac{D}{\sqrt{D^2 + E^2}}
sinϕ=EG=ED2+E2\sin\phi = \frac{E}{G} = \frac{E}{\sqrt{D^2 + E^2}}
(2) GG が最大となる ωf=ωR\omega_f = \omega_R を求める。問題文に「ビブン」「分母を平方完成」と指示があるので、具体的な GG の式が与えられており、その分母を平方完成するか、微分して最大値を求めると思われる。しかし、具体的な GG の式が書かれていないため、これ以上の計算はできない。 一般に、GGωf\omega_f の関数として与えられている場合、GGωf\omega_f で微分して0とおき、それを満たす ωf\omega_fωR\omega_R となる。または、GGの式から分母を平方完成して考える方法も考えられる。
(3) 最大となる GG の値を求める。ωf=ωR\omega_f = \omega_RGG の式に代入して、最大値 GmaxG_{max} を求める。 具体的な GG の式がないため、Gmax=G(ωR)G_{max} = G(\omega_R) としか書けない。

3. 最終的な答え

(1)
G=D2+E2G = \sqrt{D^2 + E^2}
cosϕ=DD2+E2\cos\phi = \frac{D}{\sqrt{D^2 + E^2}}
sinϕ=ED2+E2\sin\phi = \frac{E}{\sqrt{D^2 + E^2}}
(2)
GG が最大となる ωf=ωR\omega_f = \omega_R は、具体的な G(ωf)G(\omega_f) の式がないため、計算できません。 G(ωf)G(\omega_f) が与えられたら、GGωf\omega_f で微分して0とおいて解くか、GGの分母を平方完成して求めます。
(3)
最大となる GG の値は、Gmax=G(ωR)G_{max} = G(\omega_R) です。具体的な ωR\omega_R の値がないため、G(ωR)G(\omega_R) を計算することもできません。

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