2次関数 $y = -2x^2 + 3x - 4$ の $-1 \le x \le 1$ における最大値と最小値を求めよ。

代数学二次関数最大値最小値平方完成
2025/7/20

1. 問題の内容

2次関数 y=2x2+3x4y = -2x^2 + 3x - 41x1-1 \le x \le 1 における最大値と最小値を求めよ。

2. 解き方の手順

まず、与えられた2次関数を平方完成します。
y=2x2+3x4y = -2x^2 + 3x - 4
y=2(x232x)4y = -2(x^2 - \frac{3}{2}x) - 4
y=2(x232x+(34)2(34)2)4y = -2(x^2 - \frac{3}{2}x + (\frac{3}{4})^2 - (\frac{3}{4})^2) - 4
y=2(x34)2+2(916)4y = -2(x - \frac{3}{4})^2 + 2(\frac{9}{16}) - 4
y=2(x34)2+98328y = -2(x - \frac{3}{4})^2 + \frac{9}{8} - \frac{32}{8}
y=2(x34)2238y = -2(x - \frac{3}{4})^2 - \frac{23}{8}
よって、頂点の座標は (34,238)(\frac{3}{4}, -\frac{23}{8}) です。
次に、定義域 1x1-1 \le x \le 1 における最大値と最小値を考えます。
頂点のx座標 34\frac{3}{4} は定義域に含まれているので、頂点で最大値または最小値をとる可能性があります。
上に凸なグラフなので、頂点で最大値をとります。
x=34x = \frac{3}{4} のとき、 y=238y = -\frac{23}{8} (最大値)
x=1x = -1 のとき、y=2(1)2+3(1)4=234=9y = -2(-1)^2 + 3(-1) - 4 = -2 - 3 - 4 = -9
x=1x = 1 のとき、y=2(1)2+3(1)4=2+34=3y = -2(1)^2 + 3(1) - 4 = -2 + 3 - 4 = -3
x=1x = -1のときy=9=728y=-9=-\frac{72}{8}
x=1x = 1のときy=3=248y=-3=-\frac{24}{8}
1x1-1 \le x \le 1 におけるグラフを考えると、最大値は x=34x = \frac{3}{4} のときの y=238y = -\frac{23}{8} であり、最小値は x=1x = -1 のときの y=9y = -9 です。

3. 最終的な答え

最大値: 238-\frac{23}{8}
最小値: 9-9

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