$\log_{0.1} 0.2$, $\log_{0.1} 1$, $-1$ の値を小さい順に並べる問題です。

解析学対数対数関数不等式大小比較
2025/7/20

1. 問題の内容

log0.10.2\log_{0.1} 0.2, log0.11\log_{0.1} 1, 1-1 の値を小さい順に並べる問題です。

2. 解き方の手順

まず、それぞれの対数の値を求めます。
* log0.10.2\log_{0.1} 0.2 について:
0.1=1100.1 = \frac{1}{10}, 0.2=150.2 = \frac{1}{5}なので、log0.10.2=log11015\log_{0.1} 0.2 = \log_{\frac{1}{10}} \frac{1}{5} となります。
log11015=x\log_{\frac{1}{10}} \frac{1}{5} = x とおくと、(110)x=15(\frac{1}{10})^x = \frac{1}{5} となります。
15=210\frac{1}{5} = \frac{2}{10} より x=log110210x = \log_{\frac{1}{10}} \frac{2}{10} であり、計算すると 0<log0.10.2<10 < \log_{0.1} 0.2 < 1となります。実際にはlog0.10.20.699\log_{0.1}0.2 \approx 0.699となります。
* log0.11\log_{0.1} 1 について:
loga1=0\log_{a} 1 = 0 なので、log0.11=0\log_{0.1} 1 = 0 です。
* 1-1 についてはそのままです。
次に、それぞれの値を比較します。
log0.10.20.699\log_{0.1} 0.2 \approx 0.699log0.11=0\log_{0.1} 1 = 01-1 なので、小さい順に 1-1, log0.11\log_{0.1} 1, log0.10.2\log_{0.1} 0.2 となります。

3. 最終的な答え

-1 < log_0.1 1 < log_0.1 0.2
選択肢の中から正しいものを選ぶと、選択肢3となります。

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