領域 $D = \{(x, y); 0 < x \le 1, 0 \le y \le x^2\}$ において、二重積分 $\iint_D e^{y/x} dxdy$ を計算せよ。
2025/7/20
はい、承知いたしました。画像の問題について、それぞれ解説します。
**問題1**
1. 問題の内容
領域 において、二重積分 を計算せよ。
2. 解き方の手順
まず、積分範囲を確認します。 であり、 であることから、 について先に積分し、その後に について積分する順序が自然です。
まず内側の積分を計算します。
次に外側の積分を計算します。
部分積分を用いて を計算します。, とすると、, となり、
したがって、
3. 最終的な答え
**問題2**
1. 問題の内容
領域 において、二重積分 を計算せよ。
2. 解き方の手順
この二重積分は、広義積分になります。 と は独立に から まで変化するので、積分を以下のように分割できます。
それぞれの積分を計算します。
したがって、
3. 最終的な答え
**問題3**
1. 問題の内容
領域 (a > 0) において、二重積分 を計算せよ。
2. 解き方の手順
この積分は円領域における積分なので、極座標変換を行います。
, ,
積分範囲は、, となります。
まず内側の積分を計算します。
と置換すると、,
のとき , のとき
次に外側の積分を計算します。
3. 最終的な答え
**問題4**
1. 問題の内容
領域 () において、二重積分 を計算せよ。
2. 解き方の手順
積分範囲から、 について先に積分し、その後に について積分する順序が自然です。
まず内側の積分を計算します。
と置換すると、,
のとき , のとき
次に外側の積分を計算します。
3. 最終的な答え
**問題5**
1. 問題の内容
領域 において、二重積分 を計算せよ。
2. 解き方の手順
積分領域が なので、極座標変換を行うと便利です。
, ,
積分範囲は、, となります。
まず内側の積分を計算します。
と置換すると、,
のとき , のとき
この積分が収束するためには、、すなわち が必要です。このとき、
次に外側の積分を計算します。
3. 最終的な答え
のとき、
**問題6**
1. 問題の内容
領域 において、二重積分 を計算せよ。
2. 解き方の手順
この積分は極座標変換が適しています。
, ,
積分範囲は、, となります。
まず内側の積分を計算します。
部分積分を用います。, とすると、, となり、
次に外側の積分を計算します。