与えられた多項式 $-5x^3y^2 + 4x^2y - 2x^4 + y + 9$ について、 (1) $x$に着目したときの次数と定数項を求め、 (2) $x$と$y$に着目したときの次数と定数項を求める。

代数学多項式次数定数項
2025/7/20

1. 問題の内容

与えられた多項式 5x3y2+4x2y2x4+y+9-5x^3y^2 + 4x^2y - 2x^4 + y + 9 について、
(1) xxに着目したときの次数と定数項を求め、
(2) xxyyに着目したときの次数と定数項を求める。

2. 解き方の手順

(1) xxに着目する場合:
xx以外の文字は定数として扱います。
各項のxxの次数を調べ、最も大きいものが次数となります。
xxを含まない項が定数項となります。
(2) xxyyに着目する場合:
xxyy以外の文字は定数として扱います(この問題にはそのような文字は含まれていません)。
各項について、xxの次数とyyの次数を足し合わせたものが、その項の次数です。
多項式の次数は、各項の次数のうち最も大きいものとなります。
xxyyも含まない項が定数項となります。

3. 最終的な答え

(1) xxに着目した場合:
多項式は 2x45y2x3+4yx2+y+9-2x^4 - 5y^2x^3 + 4yx^2 + y + 9と整理できます。
最高次数はx4x^4の項の次数4なので、4次式です。
xxを含まない項はy+9y + 9なので、定数項はy+9y + 9です。
(2) xxyyに着目した場合:
5x3y2-5x^3y^2の次数は3+2=53+2=5
4x2y4x^2yの次数は2+1=32+1=3
2x4-2x^4の次数は44
yyの次数は11
99の次数は00
したがって、最高次数は5なので、5次式です。
xxyyも含まない項は99なので、定数項は99です。
まとめ:
xxに着目すると、4次式で、定数項はy+9y+9
xxyyに着目すると、5次式で、定数項は99

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