この漸化式は階差数列の形をしているので、階差数列を利用して一般項を求めます。
まず、an+1−an=4n であることがわかります。 これは数列 {an} の階差数列が {4n} であることを意味します。 an=a1+∑k=1n−14k となります。ここで、等比数列の和の公式を用いて、
∑k=1n−14k=4−14(4n−1−1)=34(4n−1−1)=34n−4 an=3+34n−4=39+4n−4=34n+5 n=1 のとき、a1=341+5=39=3 となり、a1=3 と一致します。 したがって、すべての n≥1 に対して、an=34n+5 が成り立ちます。