まず、行列 A を [acbd] とおきます。 与えられた条件から、以下の2つの式が成り立ちます。
A[−33]=[45] A[2−1]=[−20] これらの式を行列の形で書き下すと、以下のようになります。
[acbd][−33]=[45] [acbd][2−1]=[−20] これらの行列の積を計算すると、以下の連立方程式が得られます。
−3a+3b=4 (1) −3c+3d=5 (2) 2a−b=−2 (3) 2c−d=0 (4) (3)式から b=2a+2 を得て、これを(1)式に代入すると、 −3a+3(2a+2)=4 −3a+6a+6=4 a=−32 b=2a+2=2(−32)+2=−34+2=32 (4)式から d=2c を得て、これを(2)式に代入すると、 −3c+3(2c)=5 −3c+6c=5 d=2c=2(35)=310 したがって、行列 A は以下のようになります。 A=[−323532310]