(1) 絶対値を含む方程式 $|x-2|=5$ の解と、絶対値を含む不等式 $|x-2|<5$ の解を求めます。 (2) $- \sqrt{3} + \sqrt{27} + 2\sqrt{12}$ を計算し、$\frac{2}{\sqrt{7} - \sqrt{5}}$ の分母を有理化します。 (3) 15以下の自然数全体の集合を $U$ とし、$U$ の部分集合で、3の倍数全体の集合を $A$、5の倍数全体の集合を $B$ とします。集合 $A$, $A \cup B$, $A \cap B$ の要素を書き並べて表します。
2025/4/4
1. 問題の内容
(1) 絶対値を含む方程式 の解と、絶対値を含む不等式 の解を求めます。
(2) を計算し、 の分母を有理化します。
(3) 15以下の自然数全体の集合を とし、 の部分集合で、3の倍数全体の集合を 、5の倍数全体の集合を とします。集合 , , の要素を書き並べて表します。
2. 解き方の手順
(1)
方程式 の解は、 または を解くことで求められます。
より
より
不等式 の解は を解くことで求められます。
各辺に2を加えると、
よって、
(2)
の分母を有理化するには、分母の共役な複素数を分子と分母に掛けます。
(3)
15以下の自然数全体の集合
3の倍数全体の集合
5の倍数全体の集合
は と の要素をすべて含んだ集合です。
は と の共通部分です。
3. 最終的な答え
(1) 方程式 の解は であり、不等式 の解は である。
(2) を計算すると であり、 の分母を有理化すると である。
(3)
となる。