1から4までの数字が書かれたカードが1枚ずつ、合計4枚ある。この中から同時に2枚のカードを引くとき、引いた2枚のカードの数字の和が偶数になる確率を求める問題です。

確率論・統計学確率組み合わせ偶数場合の数
2025/8/11

1. 問題の内容

1から4までの数字が書かれたカードが1枚ずつ、合計4枚ある。この中から同時に2枚のカードを引くとき、引いた2枚のカードの数字の和が偶数になる確率を求める問題です。

2. 解き方の手順

まず、すべてのカードの組み合わせの総数を求めます。
次に、2枚のカードの数字の和が偶数になる組み合わせの数を求めます。
最後に、和が偶数になる組み合わせの数を全体の組み合わせの数で割ることで、確率を求めます。
* カードの組み合わせ総数:
4枚のカードから2枚を選ぶ組み合わせなので、組み合わせの総数は 4C2_4C_2 で計算できます。
4C2=4!2!(42)!=4!2!2!=4×32×1=6_4C_2 = \frac{4!}{2!(4-2)!} = \frac{4!}{2!2!} = \frac{4 \times 3}{2 \times 1} = 6
よって、カードの組み合わせの総数は6通りです。
* 和が偶数になる組み合わせ:
2つの数の和が偶数になるのは、(偶数 + 偶数) または (奇数 + 奇数) の場合です。
カードの数字は1, 2, 3, 4なので、偶数は2と4、奇数は1と3です。
* 偶数 + 偶数:(2, 4) の1通り
* 奇数 + 奇数:(1, 3) の1通り
したがって、和が偶数になる組み合わせは1 + 1 = 2通りです。
* 確率の計算:
和が偶数になる確率は、和が偶数になる組み合わせ全体の組み合わせ総数=26=13 \frac{和が偶数になる組み合わせ}{全体の組み合わせ総数} = \frac{2}{6} = \frac{1}{3}

3. 最終的な答え

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