(1) 数列の規則性を考えると、1, 4, 9, 16, 25, ...と平方数が現れる。
1=12 は第1項に現れる。 4=22 は第3項に現れる。 9=32 は第6項に現れる。 16=42 は第10項に現れる。 25=52 は第15項に現れる。 このように、平方数 n2 が初めて現れるのは、 1+2+3+...+n=2n(n+1) 番目の項である。 (2) 数列の周期性を考える。平方数の現れる位置は上記の通りである。各平方数の間には、1, 4, ..., (n−1)2という数列が挿入されている。数列の長さはn項まで続く。 各ブロックの項数は1, 3, 6, 10, 15, ... となり、これは数列 {bn} で bn=2n(n+1) と表せる。 bn=2n(n+1)≤100 を満たす最大の n を求める。 n(n+1)≤200 であるから、n=13 のとき 13×14=182<200 であり、n=14 のとき 14×15=210>200 である。 したがって、n=13 まで数列は繰り返される。 第213(14)=91 項は 132=169 である。 第92項から第100項までは、1, 4, 9, 16, 25, 36, 49, 64, 81となる。
よって、第100項は81である。
(3) 100項までの和を求める。
S100=∑k=113∑i=1ki2+∑i=19i2=∑k=1136k(k+1)(2k+1)+69(10)(19) ∑k=11362k3+3k2+k=61(2∑k=113k3+3∑k=113k2+∑k=113k) =61(2(213(14))2+3613(14)(27)+213(14))=61(2(91)2+364914+91)=61(2×8281+634914+91)=61(16562+2457+91)=619110=3185 ∑i=19i2=69(10)(19)=61710=285 S100=3185+285=3470