与えられた式を因数分解する問題です。式は $x^2 - 3xy + 2y^2 - x + 5y - 12$ です。

代数学因数分解多項式連立方程式
2025/5/13

1. 問題の内容

与えられた式を因数分解する問題です。式は x23xy+2y2x+5y12x^2 - 3xy + 2y^2 - x + 5y - 12 です。

2. 解き方の手順

まず、x23xy+2y2x^2 - 3xy + 2y^2 の部分を因数分解します。
これは (xy)(x2y)(x-y)(x-2y) と因数分解できます。
次に、与えられた式全体を因数分解できる形、(xy+a)(x2y+b)(x-y+a)(x-2y+b) のように表現できるか試みます。ここで aabb は定数です。
(xy+a)(x2y+b)(x-y+a)(x-2y+b) を展開すると、
x22xy+bxxy+2y2by+ax2ay+abx^2 - 2xy + bx - xy + 2y^2 - by + ax - 2ay + ab
=x23xy+2y2+(a+b)x+(2ab)y+ab= x^2 - 3xy + 2y^2 + (a+b)x + (-2a-b)y + ab
元の式 x23xy+2y2x+5y12x^2 - 3xy + 2y^2 - x + 5y - 12 と比較すると、
a+b=1a+b = -1
2ab=5-2a-b = 5
ab=12ab = -12
という連立方程式が得られます。
上の2つの式から aabb を求めます。
a+b=1a+b = -1 より b=1ab = -1-a
2ab=5-2a-b = 5 に代入して 2a(1a)=5-2a - (-1-a) = 5
2a+1+a=5-2a + 1 + a = 5
a=4-a = 4
a=4a = -4
b=1(4)=3b = -1 - (-4) = 3
ab=(4)(3)=12ab = (-4)(3) = -12 となり、これは3つ目の式も満たします。
したがって、因数分解された形は (xy4)(x2y+3)(x - y - 4)(x - 2y + 3) となります。

3. 最終的な答え

(xy4)(x2y+3)(x - y - 4)(x - 2y + 3)

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