与えられた特徴を持つ2次関数の方程式を求める問題です。具体的には以下の5つの問題があります。 1. 3点$(1, 4), (-1, -2), (-2, 1)$を通る。
2025/5/13
1. 問題の内容
与えられた特徴を持つ2次関数の方程式を求める問題です。具体的には以下の5つの問題があります。
1. 3点$(1, 4), (-1, -2), (-2, 1)$を通る。
2. 3点$(-1, 0), (1, -4), (2, -3)$を通る。
3. $y = 2x^2$を$x$方向に-1、$y$方向に3だけ平行移動したもの。
4. 頂点の座標が$(1, -3)$で点$(0, 0)$を通る。
5. 頂点の座標が$(-4, -15)$で点$(-1, 3)$を通る。
2. 解き方の手順
1. 3点を通る2次関数
2次関数をとおき、与えられた3点の座標を代入して連立方程式を解く。
1. $4 = a(1)^2 + b(1) + c$
2. $-2 = a(-1)^2 + b(-1) + c$
3. $1 = a(-2)^2 + b(-2) + c$
これを解くと、 となる。
2. $0 = a(-1)^2 + b(-1) + c$
3. $-4 = a(1)^2 + b(1) + c$
4. $-3 = a(2)^2 + b(2) + c$
これを解くと、 となる。
2. 平行移動
関数を方向に、方向にだけ平行移動した関数はで表される。つまり、となる。
を方向に-1、方向に3だけ平行移動した関数はとなる。
3. 頂点の座標と1点
頂点の座標がである2次関数はと表せる。
この関数が与えられた点を通ることから、を求める。
頂点の座標がであるから、とおける。この関数がを通るから、より、となる。
頂点の座標がであるから、とおける。この関数がを通るから、より、となり、、となる。