与えられた条件を満たす一次関数を求めます。具体的には、以下の2つの問題があります。 1. 変化の割合(傾き)が2で、$x=1$のとき$y=-1$となる一次関数を求める。 2. $x=-3$のとき$y=3$, $x=3$のとき$y=5$となる一次関数を求める。

代数学一次関数傾き切片方程式
2025/5/13

1. 問題の内容

与えられた条件を満たす一次関数を求めます。具体的には、以下の2つの問題があります。

1. 変化の割合(傾き)が2で、$x=1$のとき$y=-1$となる一次関数を求める。

2. $x=-3$のとき$y=3$, $x=3$のとき$y=5$となる一次関数を求める。

2. 解き方の手順

(1)
一次関数は一般的に y=ax+by=ax+b と表されます。ここで、aaは傾き(変化の割合)、bbは切片です。
問題1では、変化の割合が2であることから、a=2a=2がわかります。
したがって、y=2x+by=2x+bとなります。
x=1x=1のときy=1y=-1であることから、この式に代入すると、
1=2(1)+b-1 = 2(1) + b
1=2+b-1 = 2 + b
b=12b = -1 - 2
b=3b = -3
したがって、求める一次関数はy=2x3y=2x-3となります。
(2)
一次関数は一般的に y=ax+by=ax+b と表されます。
2点 (3,3)(-3,3)(3,5)(3,5) を通る直線を求めます。
傾きaaは、a=y2y1x2x1a = \frac{y_2 - y_1}{x_2 - x_1}で求められます。
a=533(3)=26=13a = \frac{5-3}{3-(-3)} = \frac{2}{6} = \frac{1}{3}
したがって、y=13x+by=\frac{1}{3}x+bとなります。
(3,3)(-3,3) を代入すると、
3=13(3)+b3 = \frac{1}{3}(-3) + b
3=1+b3 = -1 + b
b=3+1=4b = 3+1 = 4
したがって、求める一次関数はy=13x+4y=\frac{1}{3}x+4となります。

3. 最終的な答え

(1) y=2x3y = 2x - 3
(2) y=13x+4y = \frac{1}{3}x + 4

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