1. 問題の内容
関数 の極値を求めよ。
2. 解き方の手順
まず、 の絶対値を外すために場合分けをする。
(i) のとき、
(ii) のとき、
(iii) のとき、
次に、それぞれの範囲で導関数を計算し、極値を求める。
(i) のとき
となるのは だが、 の範囲には存在しない。
において の符号を調べると、 では常に 。したがって、 に極値は存在しない。
(ii) のとき
となるのは であり、 の範囲に含まれる。
において の符号を調べる。
のとき、
のとき、
したがって、 で極大値をとる。極大値は
(iii) のとき
のとき、
のとき、
したがって、 で極小値 0 をとる。
3. 最終的な答え
で極大値
で極小値