まず、式を2つのグループに分け、共通因数をくくり出すことを試みます。
x3−6x2−4x+24=(x3−6x2)+(−4x+24) x3−6x2 から x2 をくくり出すと、x2(x−6) となります。 −4x+24 から −4 をくくり出すと、−4(x−6) となります。 よって、式は以下のように書き換えられます。
x2(x−6)−4(x−6) 次に、x−6 が共通因数であることに気づきます。これをくくり出すと、 (x2−4)(x−6) x2−4 は差の平方の形をしているため、さらに因数分解できます。 x2−4=(x−2)(x+2) したがって、与えられた3次式の因数分解は次のようになります。
(x−2)(x+2)(x−6)