ある高校の1年生全員が長椅子に座る問題を解きます。 * 1脚に6人ずつ座ると、15人が座れなくなる。 * 1脚に7人ずつ座ると、使わない長椅子が3脚できる。 長椅子の数は何脚以上何脚以下か求める問題です。

代数学方程式不等式文章題
2025/6/8

1. 問題の内容

ある高校の1年生全員が長椅子に座る問題を解きます。
* 1脚に6人ずつ座ると、15人が座れなくなる。
* 1脚に7人ずつ座ると、使わない長椅子が3脚できる。
長椅子の数は何脚以上何脚以下か求める問題です。

2. 解き方の手順

長椅子の数をxx脚、1年生の人数をyy人とします。
1脚に6人ずつ座ると15人が座れなくなることから、
y=6x+15y = 6x + 15
となります。
1脚に7人ずつ座ると使わない長椅子が3脚できることから、座っている長椅子はx3x-3脚です。
また、全員座れているので、
7(x3)y7(x-3) \geq y
となります。
しかし、最後の長椅子に7人座っていない可能性もあるので、
7(x4)<y7(x-4) < y
となります。
y=6x+15y = 6x + 15を代入すると、
7(x3)6x+157(x-3) \geq 6x + 15
7x216x+157x - 21 \geq 6x + 15
x36x \geq 36
となります。
7(x4)<6x+157(x-4) < 6x + 15
7x28<6x+157x - 28 < 6x + 15
x<43x < 43
となります。
よって、長椅子の数xx36x<4336 \leq x < 43を満たす整数です。
つまり、36脚以上42脚以下となります。

3. 最終的な答え

36脚以上42脚以下

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