与えられた3つの2次方程式の実数解の個数を求めよ。

代数学二次方程式判別式実数解
2025/6/9

1. 問題の内容

与えられた3つの2次方程式の実数解の個数を求めよ。

2. 解き方の手順

2次方程式 ax2+bx+c=0ax^2 + bx + c = 0 の判別式 DDD=b24acD = b^2 - 4ac で与えられます。
実数解の個数は判別式 DD の符号によって決まります。
- D>0D > 0 のとき、実数解は2個
- D=0D = 0 のとき、実数解は1個(重解)
- D<0D < 0 のとき、実数解は0個
それぞれの2次方程式について判別式を計算し、実数解の個数を求めます。
(1) x2+3x5=0x^2 + 3x - 5 = 0
a=1a=1, b=3b=3, c=5c=-5 なので、判別式 DD
D=324(1)(5)=9+20=29>0D = 3^2 - 4(1)(-5) = 9 + 20 = 29 > 0
したがって、実数解は2個
(2) 3x25x+4=03x^2 - 5x + 4 = 0
a=3a=3, b=5b=-5, c=4c=4 なので、判別式 DD
D=(5)24(3)(4)=2548=23<0D = (-5)^2 - 4(3)(4) = 25 - 48 = -23 < 0
したがって、実数解は0個
(3) 3x2+23x+1=03x^2 + 2\sqrt{3}x + 1 = 0
a=3a=3, b=23b=2\sqrt{3}, c=1c=1 なので、判別式 DD
D=(23)24(3)(1)=1212=0D = (2\sqrt{3})^2 - 4(3)(1) = 12 - 12 = 0
したがって、実数解は1個

3. 最終的な答え

(1) 実数解は2個
(2) 実数解は0個
(3) 実数解は1個

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