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1. 問題の内容
(6) かつ のとき、 の値を求めよ。
(7) が を満たすとき、 が常に成り立つように、定数 の値を定めよ。
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2. 解き方の手順
**(6) の解き方**
1. 与えられた連立方程式から $x, y, z$ の関係式を導出する。
...(1)
...(2)
2. (1) - (2) より $-y - 2z = 0$ なので、$y = -2z$。
3. (1) に $y = -2z$ を代入して、$x - 2z - z = 0$ より、$x = 3z$。
4. $x = 3z$、$y = -2z$ を $\frac{x^2+y^2+z^2}{xy+yz+zx}$ に代入する。
5. $xyz \neq 0$ より $z \neq 0$ なので、約分して $\frac{14}{-5} = -\frac{14}{5}$。
**(7) の解き方**
1. 与えられた連立方程式から $x, y, z$ の関係式を導出する。
...(3)
...(4)
2. (3) - (4) より $y + 3z = -1$ なので、$y = -3z - 1$。
3. (4) に $y = -3z - 1$ を代入して、$x - 3z - 1 - z = 1$ より、$x = 4z + 2$。
4. $x = 4z+2$、$y = -3z-1$ を $axy+byz+czx=1$ に代入する。
5. この式が $z$ に関係なく常に成り立つためには、$z^2$ の係数、$z$ の係数が0で、定数項が1となる必要がある。したがって、
6. $-2a = 1$ より $a = -\frac{1}{2}$。
7. $-10a - b + 2c = 0$ に $a = -\frac{1}{2}$ を代入して、$5 - b + 2c = 0$ より $b = 5 + 2c$。
8. $-12a - 3b + 4c = 0$ に $a = -\frac{1}{2}$、$b = 5 + 2c$ を代入して、$6 - 3(5+2c) + 4c = 0$。
より なので、。
9. $b = 5 + 2c$ に $c = -\frac{9}{2}$ を代入して、$b = 5 - 9 = -4$。
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3. 最終的な答え
(6)
(7)