傾斜角10度の坂を200m登ったとき、鉛直方向に何m登ったことになるか、また水平方向に何m進んだことになるかを求める。1m未満は四捨五入する。ただし、$\sin 10^\circ = 0.1736$, $\cos 10^\circ = 0.9848$とする。

幾何学三角比sincos直角三角形斜辺角度距離
2025/7/23

1. 問題の内容

傾斜角10度の坂を200m登ったとき、鉛直方向に何m登ったことになるか、また水平方向に何m進んだことになるかを求める。1m未満は四捨五入する。ただし、sin10=0.1736\sin 10^\circ = 0.1736, cos10=0.9848\cos 10^\circ = 0.9848とする。

2. 解き方の手順

坂を登る距離を斜辺とする直角三角形を考える。
鉛直方向の距離は、斜辺の長さにsin10\sin 10^\circをかけたものである。
水平方向の距離は、斜辺の長さにcos10\cos 10^\circをかけたものである。
鉛直方向の距離 =200×sin10=200×0.1736=34.72= 200 \times \sin 10^\circ = 200 \times 0.1736 = 34.72 (m)
水平方向の距離 =200×cos10=200×0.9848=196.96= 200 \times \cos 10^\circ = 200 \times 0.9848 = 196.96 (m)
1m未満を四捨五入する。
鉛直方向: 34.72 は四捨五入すると 35 m
水平方向: 196.96 は四捨五入すると 197 m

3. 最終的な答え

鉛直方向には35m登ったことになる。
水平方向には197m進んだことになる。