1. 問題の内容
0, 1, 2, 3, 4 の5個の数字を使って、異なる数字からなる4桁の整数を作る。
(1) 全部で何個の整数が作れるか。
(2) 偶数は何個作れるか。
2. 解き方の手順
(1) 4桁の整数を作る場合、千の位に0は置けないことに注意する。
* 千の位の選び方は、0以外の4通り。
* 百の位の選び方は、千の位で使った数字以外の4通り。
* 十の位の選び方は、千の位と百の位で使った数字以外の3通り。
* 一の位の選び方は、千の位、百の位、十の位で使った数字以外の2通り。
よって、作れる整数の個数は、
(2) 偶数を作る場合、一の位が0, 2, 4のいずれかである必要がある。場合分けして考える。
* 一の位が0の場合:
* 一の位の選び方は1通り(0)。
* 千の位の選び方は、0以外の4通り。
* 百の位の選び方は、千の位と一の位で使った数字以外の3通り。
* 十の位の選び方は、千の位、百の位、一の位で使った数字以外の2通り。
よって、通り。
* 一の位が2または4の場合:
* 一の位の選び方は2通り。
* 千の位の選び方は、0と一の位で使った数字以外の3通り。
* 百の位の選び方は、千の位と一の位で使った数字以外の3通り。
* 十の位の選び方は、千の位、百の位、一の位で使った数字以外の2通り。
よって、通り。
したがって、作れる偶数の個数は、
3. 最終的な答え
(1) 96個
(2) 60個