以下の問題を解きます。 (1) $y$ は $x$ に比例し、$x=5$ のとき $y=3$ である。$y=9$ となる $x$ の値を求めよ。 (2) $y$ は $x$ に反比例し、$x=-\frac{3}{4}$ のとき $y=8$ である。$y=\frac{1}{2}$ となる $x$ の値を求めよ。 (3) 右の図の曲線は、$y$ が $x$ に反比例しているグラフで、点P(2,6) と点Qはその曲線上の点である。点Qの $x$ 座標が4であるとき、点Qの $y$ 座標を求めよ。また、$y$ が $x$ に比例し、傾き $a$ のグラフが、曲線のPQ間の部分(両端を含む)と交わるとき、$a$ の値の範囲を求めよ。 (4) 1次関数 $y=\frac{1}{2}x - 5$ で、$x$ の値が $-6$ から $4$ まで増加したとき、$y$ の増加量を求めよ。 (5) 1次関数 $y=ax+4$ ($a$ は定数)について、$x$ の変域が $0 \le x \le 6$ のとき、$y$ の変域は $2 \le y \le 4$ である。$a$ の値を求めよ。 (6) 点 $(-6, 6)$ を通り、直線 $2x+3y-15=0$ のグラフに平行な直線の式を求めよ。 (7) 2つの関数 $y=3x-6$ と $y=ax+8$ のグラフが $x$ 軸上で交わるとき、$a$ の値を求めよ。 (8) 2点 $(-3, 10)$, $(5, -6)$ を通る直線の式を求めよ。また、この直線と直線 $x-3y=9$ との交点の座標を求めよ。

代数学比例反比例1次関数連立方程式直線の式グラフ
2025/7/29
はい、承知いたしました。問題を解いていきます。

1. 問題の内容

以下の問題を解きます。
(1) yyxx に比例し、x=5x=5 のとき y=3y=3 である。y=9y=9 となる xx の値を求めよ。
(2) yyxx に反比例し、x=34x=-\frac{3}{4} のとき y=8y=8 である。y=12y=\frac{1}{2} となる xx の値を求めよ。
(3) 右の図の曲線は、yyxx に反比例しているグラフで、点P(2,6) と点Qはその曲線上の点である。点Qの xx 座標が4であるとき、点Qの yy 座標を求めよ。また、yyxx に比例し、傾き aa のグラフが、曲線のPQ間の部分(両端を含む)と交わるとき、aa の値の範囲を求めよ。
(4) 1次関数 y=12x5y=\frac{1}{2}x - 5 で、xx の値が 6-6 から 44 まで増加したとき、yy の増加量を求めよ。
(5) 1次関数 y=ax+4y=ax+4 (aa は定数)について、xx の変域が 0x60 \le x \le 6 のとき、yy の変域は 2y42 \le y \le 4 である。aa の値を求めよ。
(6) 点 (6,6)(-6, 6) を通り、直線 2x+3y15=02x+3y-15=0 のグラフに平行な直線の式を求めよ。
(7) 2つの関数 y=3x6y=3x-6y=ax+8y=ax+8 のグラフが xx 軸上で交わるとき、aa の値を求めよ。
(8) 2点 (3,10)(-3, 10), (5,6)(5, -6) を通る直線の式を求めよ。また、この直線と直線 x3y=9x-3y=9 との交点の座標を求めよ。

2. 解き方の手順

(1) yyxx に比例するので、y=kxy = kx と表せる。x=5x=5 のとき y=3y=3 より、3=5k3 = 5k なので、k=35k = \frac{3}{5}。よって、y=35xy = \frac{3}{5}xy=9y=9 となる xx は、9=35x9 = \frac{3}{5}x より、x=15x = 15
(2) yyxx に反比例するので、y=kxy = \frac{k}{x} と表せる。x=34x = -\frac{3}{4} のとき y=8y = 8 より、8=k348 = \frac{k}{-\frac{3}{4}} なので、k=6k = -6。よって、y=6xy = -\frac{6}{x}y=12y = \frac{1}{2} となる xx は、12=6x\frac{1}{2} = -\frac{6}{x} より、x=12x = -12
(3) yyxx に反比例するグラフなので、y=kxy = \frac{k}{x} と表せる。点P(2,6) を通るので、6=k26 = \frac{k}{2} より、k=12k = 12。よって、y=12xy = \frac{12}{x}。点Qの xx 座標が4なので、y=124=3y = \frac{12}{4} = 3。したがって、点Qの yy 座標は3。
y=axy = ax が線分PQと交わる条件を考える。点Pを通るとき、6=2a6 = 2a より a=3a = 3。点Qを通るとき、3=4a3 = 4a より a=34a = \frac{3}{4}。よって、34a3\frac{3}{4} \le a \le 3
(4) y=12x5y = \frac{1}{2}x - 5 で、xx6-6 から 44 まで増加すると、xx の増加量は 4(6)=104 - (-6) = 10yy の増加量は 12×10=5\frac{1}{2} \times 10 = 5
(5) y=ax+4y = ax + 4 で、xx の変域が 0x60 \le x \le 6 のとき、yy の変域が 2y42 \le y \le 4x=0x=0 のとき y=4y=4 なので、yy の最大値は4。x=6x=6 のとき y=6a+4y = 6a + 4
a<0a < 0 のとき、yy の最大値は x=0x=0 のときで4。yy の最小値は x=6x=6 のときで、6a+4=26a + 4 = 2 より、6a=26a = -2 なので、a=13a = -\frac{1}{3}
a>0a > 0 のとき、yy の最小値は x=0x=0 のときで4となり、2以上という条件を満たさない。したがって、a=13a=-\frac{1}{3}
(6) 直線 2x+3y15=02x + 3y - 15 = 0 より、3y=2x+153y = -2x + 15 なので、y=23x+5y = -\frac{2}{3}x + 5。この直線に平行な直線の傾きは 23-\frac{2}{3} なので、y=23x+by = -\frac{2}{3}x + b と表せる。点 (6,6)(-6, 6) を通るので、6=23(6)+b6 = -\frac{2}{3}(-6) + b より、6=4+b6 = 4 + b なので、b=2b = 2。したがって、y=23x+2y = -\frac{2}{3}x + 2
(7) y=3x6y = 3x - 6xx 軸上で交わる点は、3x6=03x - 6 = 0 より、x=2x = 2。したがって、(2,0)(2, 0) で交わる。y=ax+8y = ax + 8(2,0)(2, 0) を通るので、0=2a+80 = 2a + 8 より、2a=82a = -8 なので、a=4a = -4
(8) 2点 (3,10)(-3, 10), (5,6)(5, -6) を通る直線の傾きは 6105(3)=168=2\frac{-6 - 10}{5 - (-3)} = \frac{-16}{8} = -2。よって、y=2x+by = -2x + b と表せる。点 (3,10)(-3, 10) を通るので、10=2(3)+b10 = -2(-3) + b より、10=6+b10 = 6 + b なので、b=4b = 4。したがって、y=2x+4y = -2x + 4
直線 x3y=9x - 3y = 9 より、x=3y+9x = 3y + 9。これを y=2x+4y = -2x + 4 に代入すると、y=2(3y+9)+4y = -2(3y + 9) + 4 より、y=6y18+4y = -6y - 18 + 4 なので、7y=147y = -14。したがって、y=2y = -2x=3(2)+9=6+9=3x = 3(-2) + 9 = -6 + 9 = 3。よって、交点は (3,2)(3, -2)

3. 最終的な答え

(1) x=15x = 15
(2) x=12x = -12
(3) 点Qの yy 座標は3。aa の値の範囲は 34a3\frac{3}{4} \le a \le 3
(4) yy の増加量は 55
(5) a=13a = -\frac{1}{3}
(6) y=23x+2y = -\frac{2}{3}x + 2
(7) a=4a = -4
(8) y=2x+4y = -2x + 4, 交点は (3,2)(3, -2)

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