* 問題4:3点 A(-5, 1), B(-1, 3), C(a, 6) を通る直線がある。 * (1) $a$ の値を求める。 * (2) 点 C を通り、直線 OB に平行な直線の式を求める。 * 問題5:ばねの伸びは、下げたおもりの重さに比例する。16gのおもりを下げたときのばね全体の長さは14cm、40gのおもりを下げたときのばね全体の長さは17cmであった。 * (1) $y$ を $x$ の式で表す。ただし、$x$ はおもりの重さ、$y$ はばねの全体の長さ。 * (2) ばね全体の長さが20.5cmになるのは、何gのおもりを下げたときか求める。 * 問題6:AB=8cm, BC=6cm, ∠B=90°の直角三角形ABCがある。点Pは毎秒2cmの速さで辺AB, BC上をAからBを通ってCまで進む。 * (1) 点Pが次の辺上にあるとき、$y$を$x$の式で表し、xの変域を書く。ただし、$x$ はPがAを出発してからの時間、$y$ は△APCの面積。 * ① 辺AB上 * ② 辺BC上 * (2) 点PがAからCまで進むときの$x$と$y$の関係をグラフに表す。 * (3) 辺BA上を毎秒1cmの速さでBからAまで進む点Qがある。PがAを出発すると同時に、QがBを出発する。PがCに着くまでの間で、△APCと△AQCの面積が等しくなるのは何秒後か、すべて求める。

代数学連立方程式一次関数直線の傾き三角形の面積
2025/7/29
## 問題の解答

1. 問題の内容

* 問題4:3点 A(-5, 1), B(-1, 3), C(a, 6) を通る直線がある。
* (1) aa の値を求める。
* (2) 点 C を通り、直線 OB に平行な直線の式を求める。
* 問題5:ばねの伸びは、下げたおもりの重さに比例する。16gのおもりを下げたときのばね全体の長さは14cm、40gのおもりを下げたときのばね全体の長さは17cmであった。
* (1) yyxx の式で表す。ただし、xx はおもりの重さ、yy はばねの全体の長さ。
* (2) ばね全体の長さが20.5cmになるのは、何gのおもりを下げたときか求める。
* 問題6:AB=8cm, BC=6cm, ∠B=90°の直角三角形ABCがある。点Pは毎秒2cmの速さで辺AB, BC上をAからBを通ってCまで進む。
* (1) 点Pが次の辺上にあるとき、yyxxの式で表し、xの変域を書く。ただし、xx はPがAを出発してからの時間、yy は△APCの面積。
* ① 辺AB上
* ② 辺BC上
* (2) 点PがAからCまで進むときのxxyyの関係をグラフに表す。
* (3) 辺BA上を毎秒1cmの速さでBからAまで進む点Qがある。PがAを出発すると同時に、QがBを出発する。PがCに着くまでの間で、△APCと△AQCの面積が等しくなるのは何秒後か、すべて求める。

2. 解き方の手順

* 問題4
* (1) 3点A, B, C が同一直線上にあるので、直線ABの傾きと直線BCの傾きは等しい。直線ABの傾きは 311(5)=24=12\frac{3-1}{-1-(-5)} = \frac{2}{4} = \frac{1}{2}。直線BCの傾きは 63a(1)=3a+1\frac{6-3}{a-(-1)} = \frac{3}{a+1}。よって、12=3a+1\frac{1}{2} = \frac{3}{a+1} を解く。
* (2) まず、直線OBの傾きを求める。直線OBの傾きは 3010=3\frac{3-0}{-1-0} = -3。点Cを通り、直線OBに平行な直線の傾きも -3。よって、求める直線の式を y=3x+by = -3x + b とおき、点C(a, 6)を通ることから、6=3a+b6 = -3a + b が成り立つ。b=6+3ab = 6 + 3a であるから、y=3x+6+3ay = -3x + 6 + 3a。ただし(1)でaの値を求めているので、代入すればよい。
* 問題5
* (1) ばねの伸びは、おもりの重さに比例するので、y=ax+by = ax + b とおく。16gのおもりで14cm、40gのおもりで17cmなので、14=16a+b14 = 16a + b かつ 17=40a+b17 = 40a + b が成り立つ。この連立方程式を解く。
* (2) (1)で求めた式に y=20.5y = 20.5 を代入し、xx を求める。
* 問題6
* (1)
* ① 辺AB上:点PがAB上にあるのは、Aを出発してから4秒後まで。0x40 \le x \le 4。AP = 2x2x。△APCの面積は、底辺をAPと見ると、高さはBCに等しく6cm。よって、y=12×2x×6=6xy = \frac{1}{2} \times 2x \times 6 = 6x
* ② 辺BC上:点PがBC上にあるのは、4秒後から7秒後まで。4x74 \le x \le 7。BP = 2x82x - 8。PC = 6(2x8)=142x6 - (2x - 8) = 14 - 2x。△APCの面積は、底辺をACと見ると、高さはPからACまでの距離になるが、底辺をBCと見ると高さはABになる。△ABCの面積から△BPCの面積を引けばよい。△ABC = 12×8×6=24\frac{1}{2} \times 8 \times 6 = 24。△BPC = 12×(6(2x8))×8=12×(142x)×8=4(142x)=568x\frac{1}{2} \times (6 - (2x-8)) \times 8 = \frac{1}{2} \times (14 - 2x) \times 8 = 4(14-2x) = 56 - 8x。よって、y=24(568x)=8x32y = 24 - (56-8x) = 8x - 32
* (2) グラフは(1)で求めた式を元に書く。0x40 \le x \le 4のとき、y=6xy = 6x4x74 \le x \le 7のとき、y=8x32y = 8x - 32
* (3) Qは毎秒1cmでBからAに進むので、BQ = xx。AQ = 8x8-x。△AQCの面積は、底辺をAQと見ると、高さはBCに等しいので、12×(8x)×6=3(8x)=243x\frac{1}{2} \times (8-x) \times 6 = 3(8-x) = 24-3x。△APCの面積は(1)で求めた通り。よって、△APCと△AQCの面積が等しくなるのは、以下の2つの場合がある。
* PがAB上にあるとき:6x=243x6x = 24 - 3x を解く。
* PがBC上にあるとき:8x32=243x8x - 32 = 24 - 3x を解く。

3. 最終的な答え

* 問題4
* (1) a=5a = 5
* (2) y=3x+21y = -3x + 21
* 問題5
* (1) y=18x+12y = \frac{1}{8}x + 12
* (2) 68g
* 問題6
* (1)
* ① 辺AB上:式 y=6xy = 6x, 変域 0x40 \le x \le 4
* ② 辺BC上:式 y=8x32y = 8x - 32, 変域 4x74 \le x \le 7
* (2) グラフは省略
* (3) 83\frac{8}{3}秒後, 5611\frac{56}{11}秒後

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