7. 水槽の問題: A管から水を入れる、B管から水を出すことができる水槽に10Lの水が入っている。グラフはA管を開いてからの時間 $x$ 分と水槽の水の量 $y$ Lの関係を表す。 (1) B管から出る水の量は毎分何Lか? (2) $4 \le x \le 12$ のとき、$x$ と $y$ の関係を表す式を求めよ。 (3) 水を入れ始めてから10分後の水槽の水の量を求めよ。 (4) 水槽の水の量が7Lになるのは、水を入れ始めてから何分後か? 8. Aさんの移動の問題: Aさんは家から3000m離れた公園に自転車で向かい、公園で5分間休憩した後、行きの1.5倍の速さで家に帰る。 (1) Aさんが公園に着いてから家に帰るまでの、$x$ と $y$ の関係を表すグラフを描け。 (2) 休憩後、公園を出発してから家に帰ってくるまでの、$x$ と $y$ の関係を式で表せ。 (3) 弟はAさんが出発してから何分か後に分速100mで家を出発し、午前10時24分に公園から帰ってくるAさんと出会った。 (1) 2人が出会った地点は、家から何m離れたところか? (2) 弟が家を出発した時刻を求めよ。

代数学一次関数文章問題グラフ方程式
2025/7/29

1. 問題の内容

7. 水槽の問題: A管から水を入れる、B管から水を出すことができる水槽に10Lの水が入っている。グラフはA管を開いてからの時間 $x$ 分と水槽の水の量 $y$ Lの関係を表す。

(1) B管から出る水の量は毎分何Lか?
(2) 4x124 \le x \le 12 のとき、xxyy の関係を表す式を求めよ。
(3) 水を入れ始めてから10分後の水槽の水の量を求めよ。
(4) 水槽の水の量が7Lになるのは、水を入れ始めてから何分後か?

8. Aさんの移動の問題: Aさんは家から3000m離れた公園に自転車で向かい、公園で5分間休憩した後、行きの1.5倍の速さで家に帰る。

(1) Aさんが公園に着いてから家に帰るまでの、xxyy の関係を表すグラフを描け。
(2) 休憩後、公園を出発してから家に帰ってくるまでの、xxyy の関係を式で表せ。
(3) 弟はAさんが出発してから何分か後に分速100mで家を出発し、午前10時24分に公園から帰ってくるAさんと出会った。
(1) 2人が出会った地点は、家から何m離れたところか?
(2) 弟が家を出発した時刻を求めよ。

2. 解き方の手順

7. 水槽の問題

(1) 4分から12分までの8分間で、水の量は42Lから30Lに12L減少している。A管からは水が入っているが、B管からも水が出ている。A管から入る水の量は、最初の4分間で22L増えていることから、22L/4分 = 5.5L/分である。したがって、B管から出る水の量は、8分間で12L + (5.5L/分 * 8分) = 12L + 44L = 56L。 したがって、B管から出る水の量は、56L/8分 = 7L/分。
(2) 4x124 \le x \le 12 のとき、グラフは直線である。この直線の傾きは、(30-42)/(12-4) = -12/8 = -1.5。したがって、y=1.5x+by = -1.5x + bの形になる。点(4, 42)を代入すると、42=1.54+b42 = -1.5 * 4 + b42=6+b42 = -6 + bより、b=48b = 48。したがって、y=1.5x+48y = -1.5x + 48
(3) 最初の4分間で水の量は 10+5.54=10+22=3210 + 5.5*4 = 10 + 22 = 32 L。4分から10分までの6分間で、水の量は 32+(5.57)6=321.56=329=2332 + (5.5 - 7) * 6 = 32 - 1.5*6 = 32 - 9 = 23L。 問題文に書いてある解答39Lは誤り。
(4) 最初の4分間で、水量は 10+5.5x10 + 5.5x で表される。水量が7Lになることはない。4分後以降で考える。
y=1.5x+48=7y = -1.5x + 48 = 7 より、1.5x=411.5x = 41x=41/1.5=82/3=27+1/3x = 41 / 1.5 = 82 / 3 = 27 + 1/3 分。

8. Aさんの移動の問題

(1) Aさんは公園で5分間休むので、公園に着いた時間から5分間は y=3000y = 3000 の直線になる。帰りは行きの1.5倍の速さなので、かかる時間は 20/1.5=40/320/1.5 = 40/3 分。グラフは (25, 3000) から (25 + 40/3, 0) を結ぶ直線となる。25+40/3=75/3+40/3=115/3=38+1/325 + 40/3 = 75/3 + 40/3 = 115/3 = 38 + 1/3分。
(2) 公園から家に戻る時間の式を求める。傾きは 3000/(40/3)=30003/40=9000/40=225-3000 / (40/3) = -3000 * 3 / 40 = -9000 / 40 = -225。式は y=225(x25)+3000y = -225 (x - 25) + 3000 となる。
y=225x+5625+3000=225x+8625y = -225x + 5625 + 3000 = -225x + 8625
(3)
(1) Aさんの家からの距離は y=225x+8625y = -225x + 8625 で表される。弟は分速100mで進むので、家からの距離は y=100(24t)y = 100 (24 - t) で表される。ここで、tt は弟が出発した時間。24t24 - t は弟が出発してから出会うまでの時間。出会う場所は同じなので、22524+8625=100(24t)-225 * 24 + 8625 = 100 (24 - t)。Aさんが家を出発して24分後の位置に弟はいるので、x=24x = 24。弟が出発した時間をtとすると、弟は24-t分だけ進んでいるので、その距離は100*(24-t)。家から24分後のAさんの位置は、-225*24+8625 = -5400+8625 = 3225。よって、出会ったのは家から3225 mの地点。
(2) 弟は24 - t 分だけ進んでいるので、その距離は 100(24t)100(24 - t) m。したがって、3225=100(24t)3225 = 100(24 - t) より、32.25=24t32.25 = 24 - tt=2432.25=8.25t = 24 - 32.25 = -8.25 分。

3. 最終的な答え

7. 水槽の問題

(1) 7L/分
(2) y=1.5x+48y = -1.5x + 48
(3) 23L
(4) 271327\frac{1}{3} 分後

8. Aさんの移動の問題

(1) グラフは省略
(2) y=225x+8625y = -225x + 8625
(3)
(1) 3225 m
(2) -8.25分

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