画像に掲載されている問題は、以下の2つの大問です。 * **4 変域とグラフ**: 与えられた関数の $x$ の変域が与えられたとき、$y$ の変域を求める問題。 * **5 変化の割合**: 与えられた関数について、$x$ の値が変化するときの変化の割合を求める問題。 特に指定された問題は以下の2つです。 * 4 (1)の①: $y=3x^2$ で $-2 \le x \le 1$ のときの$y$の変域 * 5 (1)の①: $y=3x^2$ で $x$ が 3 から 5 まで増加するときの変化の割合

代数学二次関数変域変化の割合放物線
2025/7/29

1. 問題の内容

画像に掲載されている問題は、以下の2つの大問です。
* **4 変域とグラフ**: 与えられた関数の xx の変域が与えられたとき、yy の変域を求める問題。
* **5 変化の割合**: 与えられた関数について、xx の値が変化するときの変化の割合を求める問題。
特に指定された問題は以下の2つです。
* 4 (1)の①: y=3x2y=3x^22x1-2 \le x \le 1 のときのyyの変域
* 5 (1)の①: y=3x2y=3x^2xx が 3 から 5 まで増加するときの変化の割合

2. 解き方の手順

**4 (1)の①: y=3x2y=3x^22x1-2 \le x \le 1 のときのyyの変域**
* y=3x2y=3x^2 は下に凸な放物線なので、変域の中で頂点が含まれるかどうかで場合分けします。
* x=0x = 0 のとき、y=3×02=0y = 3 \times 0^2 = 0 より、yy の最小値は 0 です。
* x=2x = -2 のとき、y=3×(2)2=12y = 3 \times (-2)^2 = 12 です。
* x=1x = 1 のとき、y=3×12=3y = 3 \times 1^2 = 3 です。
* xx の変域 2x1-2 \le x \le 1 において、yyx=2x = -2 のときに最大値 1212 をとり、x=0x=0で最小値00をとります。
* したがって、yy の変域は 0y120 \le y \le 12 です。
**5 (1)の①: y=3x2y=3x^2xx が 3 から 5 まで増加するときの変化の割合**
変化の割合は、yの増加量xの増加量 \frac{yの増加量}{xの増加量} で求めることができます。
変化の割合を求める公式として、一次関数 y=ax+b y = ax+b の場合は a a を求めることと同じです。
二次関数の場合は x x の変化幅の中央の x x の値を関数に代入することで傾きを求めることが出来ます。
* xx が 3 から 5 まで増加するとき、xx の増加量は 53=25-3 = 2 です。
* x=3x = 3 のとき、y=3×32=27y = 3 \times 3^2 = 27 です。
* x=5x = 5 のとき、y=3×52=75y = 3 \times 5^2 = 75 です。
* yy の増加量は 7527=4875 - 27 = 48 です。
* したがって、変化の割合は 482=24\frac{48}{2} = 24 です。
もしくは、
y=ax2y=ax^2 の変化の割合は a(x1+x2)a(x_1 + x_2) で表せます。今回は、3(3+5)=243(3+5) = 24となります。

3. 最終的な答え

* 4 (1)の①の答え: 0y120 \le y \le 12
* 5 (1)の①の答え: 24

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